占い師になりたい【なってから】

占い師をしてて「悪い口コミ」を書かれたときの対処法3選!

こんにちは、レラです。
京都在住、タロットカードでチャット鑑定、電話鑑定、メール鑑定をしている者です。
またまた中川龍さんのブログに寄稿させていただくことになりました。

今回は、「占い師をしてて悪い口コミを書かれたときの対処法3選」というテーマでお話させていただきますね。

普段、占い師さんたちは、レビューを目にしたり、お客さんから感想をもらう機会もあるかと思います。レビュービジネスという言葉もあるくらい、口コミや感想は私たちにとって身近な存在になっています。
前向きになれるレビューは励みにもなるし、うれしいものです。
でも、ネガティブな内容のものを目にすることもあるのではないでしょうか。

顔も声も本名も特定できないSNSの世界では、実際には言えないようなネガティブな言葉も簡単に送れてしまい、相手に伝わることが多くあります。
ネガティブなレビューを見てしまったとき、ものすごく心が乱れたり、泣きそうになったり、落ち込んでしまってやる気をなくしてしまったりすることもあるでしょう。

私もネガティブなレビューをもらったことがありますし、やっぱりしばらくは落ち込んでしまって・・・ということになりました。

けれど、やはりサービスを提供する以上、外からの評価を受けることは避けて通れないのかもしれません。
評価されるということ自体を受けいれていく姿勢も必要になってくるでしょう。
もちろん「レビューを見ない!気にしない!」というのは、OKです。
でも見てしまうし、やっぱりどうしても気になる・・・という人のために、私の考えるネガティブレビューの切り抜け方をお伝えしていきます。

ネガティブの沼に落ちてしまって這い上がれない・・・という占い師さんは、一度試していただけたらと思います。
「もうダメ、しんどい」が「あれ、もう大丈夫かも」に変わっていくのを感じてみてくださいね。
 

ネガティブレビューを書かれたときの対処法3選!

そもそもネガティブレビューとは?

まず、ネガティブレビューとはなんだろう?どんなのがネガティブなの?という人のために、いくつか例を挙げてみますね。
例えば、こんな感じです。

「せっかく鑑定を受けたのですが、なんだかモヤモヤしました・・・」
「声がよく聞こえなかったです、残念でした」
「時間がかかりすぎて、お金もったいなかったです!!」
「結果が思っていたのと逆で、びっくりでした、おかしいです」
「全然当たっていませんでした」
「よくわかりませんでした、もう次はないです」
「こんなひどい鑑定初めてです、こんな人が占い師だなんて信じられません」

ネガティブレビューにもいろいろあって、
「はっきりしなかった」「もやもやした」などは、期待していたものと違ってがっかりした、残念だったという気持ちの表れのように見えます。

「お金がもったいない」「当たっていない」などは、気に入らない結果に対する八つ当たりのようにも思えますね。

「次はないです」「信じられません」などは、攻撃的に感じます。

では、次にこういうレビューを目にしてしまったとき、どうすればいいのか、対処法を1つずつお伝えしたいと思います。
 

自分の感情をきちんと受け止める

まずは、自分の感情をごまかさず、ちゃんと受け止めましょう。
「占い師なんだからメンタル強くならないと!」
「このくらいのことで凹んでたらダメ!」
などと無理やり感情を押し込めないことが大事です。
人間、誰でも傷つくことはあります。特に攻撃的なレビューについては、言葉自体がキツイので、がっかりしたり、涙が出てくることもあるかもしれません。
・悲しい
・悔しい
・怒り
・がっかり
・辛い
・絶望感
・後悔
など、出てくる感情を1つずつ確かめながら感じる時間を取ってみましょう。
目指すのは「何とも思わない鉄のメンタル」ではなく、「切り替えられるメンタル」。
なぜなら、感情にフタをし続けると感情が麻痺してしまい、人の気持ちも自分の気持ちもわからなくなってしまう可能性があるからです。
悲しいと感じたり、がっかりすることは悪いことではないと知っておくことで、そんな自分を責めずに済むことにつながります。

レビューから要因を見つけ出す


思っていることを言葉にしない人もいる中、要因のはっきりわかるレビューは改善の余地もありますし、自分がお客さんに何を求められているのか確認することができるいい材料でもあります。
「はっきり声が聞こえなかったのは、機器の問題かも。通信速度をチェックしてみようかな」
「もやもやしたのはどうしてだったのかな、情報が足りなかったのかな、言い方の問題かな」
など、自分の鑑定を振り返るいい機会でもあります。
例えば、「はっきりしない鑑定でした」というレビューに対して、
「確かにはっきりしなかったかもしれない。でも、はっきりと言えないこともある。占いだけではわからないこともある。次はそんなふうに伝えてみよう」
と考えられるかもしれません。

「時間がかかってお金がもったいない」というレビューに関しては、
「時間はかかるけど、丁寧に見たいので、それでもいい人が来てくれればいいな」
など、
自分の大事にしたいことが確認できるかもしれないですね。
レビューから読み取れる「自分のためになる材料」を見つけて拾い上げてみることは、自分にとって何らかのメリットになる可能性があります。
 

スルーする力を身につける


攻撃的なレビューについては、「見るだけでしんどくなる」という人もいるかもしれません。
悪意や怒りのこもった言葉は、それだけで心がざわざわするものです。
見なくて済むなら、なるべく目にしないことが一番ですが、どうしても無理なときは、とにかく気持ちを切り替える必要があります。
大事なことは、
「レビューは鑑定に関しての感想や評価であって、自分自身の価値を決めるものではない」
ということです。

例えば、うどん屋さんに行ったとします。店長さんが出してくれたうどんが美味しくなくて、
「うわぁ、もう行かない、まずい」と思ったとします。
でも、店長さんが作ったうどんがまずかったのは事実ですが、店長さんの人格とは関係はありません。
店長さんは実は体調が悪くて、たまたまうまく作れなかっただけかもしれません。
それに、ものすごくお腹が空いている人が同じうどんを食べたら、
「めっちゃおいしい!」と思うかもしれません。

レビューはその人自身の価値を決めるものでもなんでもありませんし、その商品を表すすべてではありません。

どうしてもそう見えてしまうという人は、自分が普段そういうふうにレビューを見ているということかもしれませんね。

自分自身と商品を切り離して考えることは、私たちが消費者側になったときにも、冷静に判断する目を培ってくれます。

私も最初にネガティブレビューを書かれたときはずいぶん落ち込みました。
やっぱり向いてなかったのかもとか、これはもう辞めろってことなのかもとか、なんでこんなこと書かれなきゃいけないのとか、いろいろな感情が渦巻いて、心の中は嵐のようでした。

でもこんなことで辞めるのはもっと嫌だし、じゃあどうする?となったとき、切り抜けていくしかないなと思いました。
要は早く忘れられればいいのだなと思って、切り替えることに集中しました。

これは占い師さんだけではなく、他のお仕事でも同じじゃないかなと思います。
ネガティブな言葉はポジティブな言葉よりも頭に残りやすいのだそうです。
これは人の防衛反応だという説もあるので、自分が打たれ弱いとか、気にしすぎなんじゃないかとか、そんなふうに自分を責めないでくださいね。
 

まとめ


ネガティブレビューを書かれたら・・
・自分の感情をきちんと受け止める
・レビューから要因を見つけ出す
・スルーする力を身につける

でした。

ネガティブレビューでがっかりしている占い師さんたちに、少しでも参考になれば幸いです。

この記事を書いてくれた人

ABOUT ME
レラ
タロットカードでチャット鑑定、電話鑑定、メール鑑定をしています。 タロットは大アルカナ使用、カウンセリングよりのタロット鑑定。 京都在住。
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