とある相談者とのやりとり🤗
占い前のカウンセリング
愛犬が死んだ日
相談者
実は最近、、、
15年飼ってた愛犬が死んじゃったんです😢
中川龍
おお、それは悲しいですね😢
相談者
それでその、その子がどんな風に思ってたかを占ってほしいのですが、、、
ペットの気持ちなんて、占えるものですかね?
中川龍
ほうほう。
逆に、どうしてそれを占いたいのですか?
相談者
えっと、、、
実はかくかくしかじかで、、、
中川龍
なるほど!
つまりまとめると、
あなたは『もっと早く病院に連れてってあげればよかった』『そうすれば愛犬は死なないですんだかもしれない』ということを後悔している。
だから「そういう自分をわんちゃんが恨んでいるんじゃないか不安だ」と考えているわけですね?
相談者
そう、、、です、、ね、、、
中川龍
うーん。
まず一つの観点として、「そもそもワンちゃんが医療という概念を理解できていたのか?」って思いました。
ワンちゃんは人間ではない。
ということは、病院という概念を理解できていなかった可能性が高い。
ということは、どれだけ病気が苦しかったとしても、そもそも「早く病院につれてってくれこのバカ飼い主!」みたいなことを考えるでしょうか?
相談者
あれ、確かに、そう言われてみるとそうですね😳
根拠があるから不安になるのではなく、不安になりたい意思があるからそれに応じた根拠を探している
中川龍
次にもう一つの観点として、、、
あなたは先ほど「仕事の相談」をしたときも、「私が迷惑をかけているんじゃないか不安だ」みたいな話をされていましたよね?
それから、その前に「恋愛の相談」をしたときも、「こんなことを言ったら彼に迷惑に思われそうで言えない」って表現していました。
そのことを覚えていますか?
相談者
はい!
覚えています!
中川龍
これらって、共通しているのがわかりませんか?
相談者
え😳
中川龍
これら三つのエピソードには、明確に共通していることがあります。
あなたは「仕事の同僚」に対しても、「恋人」に対しても、「犬」に対しても、全ての他者に対して、常に、「私を迷惑に感じているのではないか?」と想像して不安になっています。
あなたは、全ての他者に対して、常に一貫して、同じことを想像して不安になっているんですよ。
相談者
おおおお、、、
そう言われてみると確かに、私、常にそこを気にしているかもしれません!!!!!
中川龍
ですよね笑
でもそれって、なんだか「認知が歪んでいる」と感じませんか?
もしかしたらあなたは、事実として「迷惑な存在かもしれないような行動をしている」のではなくて、あなた自身の「物事の受け止め方」が偏っているためそう感じるだけだったりしないでしょうか?
相談者
確かにこうして整理して考えると、、、
何かおかしいかもしれません、、、
中川龍
ちなみに心理学的には、人間て「根拠」があるから疑うわけじゃないんです。
まず「疑いたい」という意思がある、だからそのための根拠を後から見つけているだけなんです。
相談者
え、え、え!
根拠は後から…😳?
中川龍
例えば、「彼氏がチャラそうだから」「浮気していないか不安だ」と叫ぶ人がいます。
こういう人は、建前上は「彼氏がチャラそうだから」という根拠があるから、「浮気していないか不安だ」というところに着地しているんだと考えています。
ではもし仮に、こういう人が、「めっちゃ誠実そうな彼氏」と付き合ったとします。
そうしたらもう不安にならないでしょうか?
答えはノーです。
こういう人は誠実そうな彼氏をゲットしたとしても、今度は「どっかのコラムで読んだ話」などを根拠に、結局やっぱり「不安だ」というところに着地しようとします。
相談者
ああああ!!!!
なるほど!!!!!!!
確かにいますね、そういうひと!!!!!!
中川龍
人間て誰もがこうなんです!
誰もが、「根拠から結果が生まれる」と考えていますが、実際はその逆です。
誰もが、「無意識の目的に応じた根拠だけ」を、根拠として採用しているだけなんです。
この観点で考えたとき、おそらくあなたの場合も、無自覚に自分の中に「私は迷惑な存在かもしれないことに怯えていたい」という意思があるのではないでしょうか。
だからワンちゃんの気持ちが気になる!
おそらくあなたは、「ワンちゃんを適切に病院に連れてっていってあげることができていた」としても、そのときはそのときで、「普段もっといいえさを食べさせてあげればよかった」とか、「あのときはこんな態度で接さないであげればよかった」とか、どこかしらから「ワンちゃんが無念かもしれない理由」を探してきて、結局苦しんでいたのではないでしょうか?
相談者
おおおお、、、
なるほど、、、、
中川龍
というのが、ひとまずここまでの話を聞いたうえで、僕が思ったことです😊
ちなみに、ワンちゃんが死んだとき、あなたは何をしてあげましたか?
「あなたがしてあげられなかったこと」ではなく、「あなたがしてあげられたこと」はなんですか?
相談者
うーん。
ずっと一緒にいて、さすったり、なでたりしてあげていました…
中川龍
だったら、ワンちゃんは幸せだった可能性のほうが高いんじゃないかな。
最初にも言いましたが、ワンちゃんが医療を理解できていたとも思えませんし、、、笑
相談者
なるほど😳
でもそう言われると、確かにそうかもしれませんね。
少し心が安心してきました。
中川龍
よかったよかった!
ひとまず現実的な観点での回答は、以上となります。
ではこれらを踏まえた上で、あらためて、タロット占いもしてみましょうか😊
相談者
ありがとうございます!
お願いします!
タロット占い結果
中川龍
こうなりましたー!
今回は「ワンちゃん」をイメージしやすいように、せめてクマさんのタロットにしてみました。笑
すみません、今の僕の手元にある動物系タロットは「鳥」「クマ」くらいなので、次回までに「犬タロット」も購入しておきますね。笑
相談者
ありがとうございます笑
中川龍
さて、出たカードを見てみましょう。
まず意識の部分には、こんな3枚が出ました。
・カップ10「暖かい家族、心からの居場所、最大級の幸せ」
・月「恐れ、不安、恐怖」
・ワンド9「抑圧された状況下での強さ」
相談者
おおおおお!!
暖かい、、、家庭、、、?
中川龍
そうですね😊
ワンちゃんは、 あなたのことを、「とっても優しい家族だ」と認識していたのかもしれませんね。
相談者
うう、、、
ちょっと嬉しいです、、、、
中川龍
でも「月」も出ているので、いくらかの恐怖もあったのかもしれませんね。
まぁ、死を前にしたときは、誰もが怖いものです。
ワンド9は、しんどさを意味するカードです。
体がボロボロで、もうだいぶしんどかったのかもしれませんね。
まとめると、
- ワンちゃんはしんどかった。
- そして怖かった。
- でも家族を感じていた。
そんな3枚が出ました!
相談者
おおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
なんだか、すごく暖かい気持ちになれました😢
中川龍
それから無意識にはこんな3枚が。
・ペンタクル7「不満」
・星「希望」
・ワンド3「新たなる展望」
意識には「恐怖」が出ていたのに、無意識には「希望」が出ている。
ワンちゃんは、どこか安心をしていた自分もいたのかもしれませんよ。
犬に生まれ変わりみたいな概念があったのかどうかはわかりませんが、でもどこかで「また会える」みたいなことをぼんやり思ってたとか😊
相談者
おおおお、、、、、
なるほど、、、
そっか、そうですよね。
確かに私が卑屈になって考えすぎていただけかもしれません。
私は、あの子にとって、「いい家族」であれたのかな。
うん、わからないけど、そうだと信じることにします。
なんだかすごく安心しました。
ありがとうございます😢
中川龍
いえいえー!
元気になってくださってよかったです!
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