タロット占いのスプレッド紹介

ケルト十字スプレッドの配置や読み方が、「本によって書いてあることが違う」とお困りのあなたへ!

こんにちわ!
渋谷のタロット占い屋、中川龍です😊

今日は、
ケルト十字スプレッドの配置や読み方が、「本によって書いてあることが違う」とお困りの人向け
にちょっとした豆知識を解説します😊

そもそもケルト十字スプレッドとは?

その前に、そもそもケルト十字スプレッドを知らない人もいるかもしれないので、これについて解説します。
ケルト十字スプレッドは、タロット占いのなかでもっともベーシックなスプレッドだと言われているものです。
2018年現在、タロット関連の本を買えば、どの本にも必ずといっていいほど掲載されています。

ケルト十字スプレッドは何を占うのに適している?

一つの明確な問題について、様々な角度から掘り下げていくのに適しています。
単純に「未来がどうなる」ってこと以外に、「その原因は何か」「あなたの無意識は」「周囲は」「解決策は」といった感じで、「なぜそうなるのか」というディティールの部分を埋めてくれるので、思わぬインスピレーションをもらえたりすることがあります。

ケルト十字スプレッドの展開の仕方

ケルト十字スプレッドの展開方は、本によって微妙に違うのですが、だいたい以下二通りのどれかになっています。

ベーシック型

いちおうタロットの歴史的にもっともベーシックなのはこれです。


by「鏡リュウジの実践タロット・リーディング もっと深く占うための78枚 」より

ただ、最近のタロット解説書の多くは、これとは違う「ポジション名」で紹介されていることが多いです。

潜在意識型

次にご紹介するこちらは、「原因」のところが潜在意識になり、「目標」のところが顕在意識に、「無意識」が相談者の姿勢になっているパターンです。
最近の「初心者向けタロット解説書」は、だいたいこの形式で紹介されていることが多いです。


by「これ一冊でぜんぶわかるタロットの基本」より


by「いちばんやさしいタロット・リーディングの教科書」より

ラーニング・ザ・タロット タロット・マスターになるための18のレッスンという本では、世の中に何パターンもある全てのケルト十字のポジション名をまとめて紹介してくれています。

ケルト十字スプレッドのポジション名は、どれが正しいの?

このように、ケルト十字スプレッドのポジション名は、本によって微妙にどれも違います。
ではこの中でどれが正しいかというと…

とくにないです。笑
タロットって、わりと自由な占いなので、基本的には「あなたがやりやすいもの」を採用してくれればいいです。

とはいえ、「なんでもいい」と言われると逆に困ってしまう人もいるかもしれません。
そこで、今回はこんな解決策を提案します。

ケルト十字スプレッドの配置や読み方が、「本によって書いてあることが違う」と困っている人への解決策!

こういう人は・・・
いったん、全ての原点となっている「アーサー・E・ウェイト」か「イーデングレイ」のケルト十字スプレッドを使ってみましょう!
この二人はどちらも、タロットの歴史上の重要な転換期をになった二人です。
原点オブ原点!

1アーサー・エドワード・ウェイトの「古代ケルト十字法」

ウェイトってだれ?

アーサー・エドワード・ウェイトとは、ウェイト版タロットを作った人です!
ウェイト版タロットってのはこれ!!!!

そう、世界中のみんなが使ってる、この「もっともスタンダードなタロットカード」を作ったのが、このウェイトさんです!

そしてウェイトさんは、タロットカードの販売開始と同時に、その解説書である「タロット図解」という本を書きました。
ここで紹介するのは、この本の中で書かれている「ケルト十字スプレッド」です。

ちなみにタロットの歴史上「ケルト十字スプレッド」が出てくるのは、ここが初めてです。
だからそういう意味でいうと、これが一番「正しいケルト十字」なのかもしれません。

アーサー・エドワード・ウェイトの「古代ケルト十字法」の占い方

これはある特定の質問に対して明確な答えを引き出すのに適した占法である。
占者はまず最初に質問者あるいは質問をあらわすカードを選ぶ。
このカードは象徴カードと呼ばれ、カードと質問者の間につながりを作るのに役立つ。
「実際の選び方だが、40歳以上の男性が質問者である場合はナイト、それ以下の年令の場合はキングを選ぶようにする(訳注:現在では、むしろ逆に、40歳以上の男性にはキング、それ以下の男性にはナイトを選ぶのが一般的である)。
クィーンは40歳以上の女性に、ペイジはそれ以下の年令の女性に対して選ぶ。
また、質問に関連したカードを選ぶのも簡便な方法である。
大アルカナあるいは小アルカナの中で、質問に関連していると思われるものを選ぶ。
例えば「訴訟に訴えるべきか」と言った質問の場合、法律に関連した意味を持つ大アルカナ11番の「正義」が良かろう。
ただ、質問が「訴訟に勝つか」である場合は、象徴カードにはコート・カード(注・人物カード)を用い、原告側、被告側のそれぞれについて、どのような過程を経るかということを連続して占ってみる。

象徴カードを選んだら、それを表を上にしてテーブルの上に置く。
残りのカードを裏向きのまま3回シャッフル、カットする。

裏向きにしたパイル(パケット)の最初のカードを開く。
これを象徴カードを覆うように置き、次のように言う。
「これは彼を覆う」このカードは質問者や質問事項に対する一般的な影響や現在の環境などをあらわす。

次に第2のカードを開き、最初のカードに交わるように置いて、次のように言う。
「これは彼に交わる」
これは問題に対する障害をあらわす。
もしこれが好ましいカードであったなら、障害はないか、それ自体「は好ましいにも関わらず特定の環境の下でそれが生産力を発揮しないことをあらわす。

「第3のカードを開き、象徴カードの上方に置く。
そして「これは彼に栄誉を授ける」という。
このカードは
(1)質問における質問者の目的または理想。
(2)その環境の下で達成できる最善の事柄(必ずしもそうなるとは「限らない)
以上の二通りをあらわす。

第4のカードを開き、象徴カードの下方に置く。
「これは彼の下にある」これは既に過ぎ去ってしまった事柄、問題の基礎となる事柄をあらわす。

第5のカードを開き、象徴カードの右または左のどちらか一方(象徴カードの中の人物が背を向けている側)に置く。
「これは彼の背後にある」
これは現在進行中、もしくは過ぎ去ろうとしていて、彼に影響を与えている力をあらわす。
(原注:もし象徴カードがどちらを向いているか判然としない場合、占いを始める前にその方向を決定しておく)

第6のカードを開き、象徴カードの中の人物が見ている側におく。
「これは彼の前にある」
これは近い将来現実のものとなって彼に影響を及ぼす事柄をあらわす。

「以上で、第1のカードの下に隠された象徴カードを中心とする十字形が出来上がった。
次の4枚のカードは十字形の横に一列に並べて行く。
第7のカードは彼自身――即ち現在の環境の下における質問者や問題の位置や態度をあらわす。
第8のカードは彼の家庭や環境、周囲の人々などをあらわす。
第9のカードは質問における彼の希望と恐れ。
第10のカードは最終結果である。
これまで出た全てのカードを総合し、結果を判断する。
このカードはテーブル上の他のカードから読み取った事柄の全てを体現するので、占者がその持てる直観力とカードの意味に対する記憶力の全てをこのカードに集中させれば、天啓のように意味がひらめく事であろう。
特にこの位置に大アルカナが来た場合はそのようになるであろう。

以上で占いは終了する。
だが、最後のカードの意味が曖昧で、最終結果が明確でないという場合も有り得る。
そのような場合は、その最終結果のカードを象徴カードにして、もう一度同じ手順で行うことができる。
このようにすれば「何が来るか」をより詳しく読み取ることができる。
もし最終結果のカードがコート・カードであった場合は、その占いの結果は究極的にはそのコート・カードであらわされる人物の手に委ねられているということをあらわす。
このような場合は、そのコート・カードを新たな象徴カードにして再び占いを行うと、相手の行動や影響を詳しく読み取ることができる。
この方法に熟達すると、占者は短期間の内に、しかも容易に様々な才能一即ち直観力を開発することができる。

まとめると、ウェイトのケルト十字スプレッドは、、、

  1. 象徴カード
  2. 現状(左十字の中央におく)
  3. 障害(中央カードにかぶせるようにおく)
  4. 理想(中央カードの上側)
  5. 原因(中央カードの下側)
  6. 近い過去(象徴カードを起点に、象徴カードの背後側)
  7. 近い未来(象徴カードを起点に、象徴カードの前側)
  8. 相談者の態度
  9. 相談者の環境や、周囲の人々
  10. 願望と不安
  11. 最終結果

というポジションになっていますね!

2イーデングレイのケルト十字法

イーデングレイってだれ?

イーデングレイさんは、1970年くらいに、「歴史上初の初心者向けタロット解説書」を書いた人です!
それまでのタロットって、なんか魔術用語とか、宗教用語が多くて、初心者には難しいイメージだったんですが、この人は初めて「カードの意味はこうだよー」「スプレッドはこうだよー」「こんな風に占いましょー✨」みたいな簡単な形で本を出しました!
あまりにわかりやすいので、以後も世の中で販売されるタロット解説書の多くは、この形を真似るようになりました!
そんなわけでイーデングレイさんは、近代タロットの母なんて呼ばれてたりします!

さて、そんなイーデングレイさんが、自著「自在タロット」のなかで紹介しているケルト十字スプレッドはこんな感じです!

イーデングレイの「ケルト十字法」の占い方

1.パックから象徴カードを選び、テーブルの真中に置く。
2.質問者に、タロットに聞く質問を選ぶように言う。黙って質問するか、声に出して質問するかは、あなた方の好みでどちらでも良い。
1回につき1つの質問のみに集中し、「カードに彼の質問を混ぜ入れる」ように言う。
3.上記が終わったら、あなた(読み手)は、リーディングが行われる時、高次元な力だけが周りをとり囲み、問題の真実が明らかに なるよう頼む。
4.質問者は、カードをテーブルの上に伏せたまま置かなければならない。
それから、彼は、左手で、左の方へカードを3つの山に分ける。
5.読み手は、最初の山、次の山、最後の山というように取り上げながら、左手でカードを集める。
カードを並べる用意ができたら図形に従って、パックの上から最初のカードを表に返して、象徴カードの上に置きます。

図形の通り、次に2枚目のカードをそれに交差して置きます。
それから、3の所に3番目のカードを置くというように続けます。
最初の 10枚を取って、このようにテーブルに並べたら、残りはよけておきます。
それらは使われません。
図形上の番号は、下記のようにそれぞれの意味があります。

1番:為された質問を取り囲む一般的な状況、それに関わる課題への影響を示している。
2番:(このカードは横向きだが、逆位置ではなく、常に正位置として読む)これは、対立する力を表している。これが良いカードの場 合、1番のカードに対立するのではなく、助けるカードとなる。
3番:問題の基礎や基盤を示す。既に対象者の経験の一部となっているものである。
4番:今過ぎたばかり、あるいは過ぎようとしている影響や経験を示す。
5番:これから起こる可能性がある事を表す。
6番:未来に起こる事柄を示す。例えば、出会い、提案、人、影響である。
7番:質問者が自分の問いに対して持っている恐れを表す。
8番:この問題についての、家族や友人の意見や影響を表す。
9番:問題における質問者自身の希望や理想を表す。
10番:最終結果。この10番目のカード、つまり最後のカードは、最終結果がどうかを語る。これは、当然他の9枚のカードから推測 された事によって影響される。

まず、1番の場所にあるカードから始めます。
あなたがカードの正確な意味を忘れたら、 すぐにこの本を参照して確かめてください。
それぞれのカードを、前にあるカードや次にあるカードに関連付けるようにしてください。
ある カードがあなたの作り上げた全体の話に合っていない場合は、しばらく放っておきましょう。
多分、後で合うようになるでしょう。
初心者のあなたにとって、よくありがちなのは、最終的な話を質問者に語る際に、これこれのカードは全体像に合わないと言ってしまう事で す。
質問者は大抵、それが意味している事一事柄や人一が判ると答えます。
それは、リーディングにすぐ影響があるわけではありませんが、彼の人生に於いて重要な要素なのです。
質問者に問われた質問に関して、どんな未来が彼を待ち受けているか、つまり、注意すべき否定的な影響か、利用すべき良い影響かを教え てあげてください。
最後のカードから、最終的な結論を出せないという事態が起こった場合は、第11課「不確かなリーディングの後で」の指示に従って、全ての 操作を繰り返した方がよさそうです。
2回目のリーディングでもあまりはっきりした結果が出なかった時は、その日にはもうリーディングをしないのが一番です。
明らかにリーディングを損ねる何らかの邪魔があるのです。
さもなければ、質問への答は、まだ霊界で決定されていないという事でしょう。

まとめると、イーデングレイのケルト十字スプレッドは、、、

  1. 象徴カード
  2. 現状(左十字の中央におく)
  3. 障害(中央カードにかぶせるようにおく)
  4. 原因(中央カードの下側)
  5. 近い過去(中央カードの左側)
  6. 可能性(中央カードの上側)
  7. 近い未来(中央カードの右側)
  8. 相談者の恐れ(右側の縦列、一番下)
  9. 相談者の家族や友人の意見や影響(右側の縦列、下から2番目)
  10. 相談者の希望(右側の縦列、下から3番目)
  11. 最終結果(右側の縦列、一番上)

というポジションになっていますね!
ウェイト版に比べて、ポジション名も少し変わっていますし、カードを展開する順番も少し変わっているのがわかったでしょうか?

以上、タロットの歴史上、もっとも大きな転換点となった両名が、それぞれの著書で解説していた「ケルト十字スプレッド」でした!。
本によって書いてあることが違うから混乱しちゃうよーとお悩みのあなたは、ぜひ一つの選択肢として、考えてみてください☺️

おしまい!
読んでくれてどうもありがとう!

タロットリーディングをもっと極めたい人はこちら👼✨

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運営者

・中川龍
・渋谷のタロット占い屋
・13歳(永遠)
・好きなこと=ぬいぐるみ収集、モンハン、スマブラ、ポケモン、ハースストーン、ボードゲーム 、読書(年間300冊レベル)
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