仕事に対して、やる気が全く起きません。
何をしてもやる気が出ません。
困ってます。
という相談者がいた。
うーん。
困った。
基本的に「やる気」というのは、それをするメリットが浮かばないから、湧いてこないものだ。
「この仕事を達成すれば百億円あげるよ」と言われれば、どんなに嫌な仕事でも大抵はやる気が出るだろう。
つまりやる気が出ない状態とは、「それをするメリットが発想にわいてこない状態」なのだ。
あるいは、メリットは浮かんでいたとしても、「それを上回るデメリット」のほうが浮かんでいたら、やはりやる気が出なくなる。
めんどくさいとか。
疲れるとか。
上手にできなくて自分に自信を失うとか。
つまり、「やる気が出ない人間」に必要なのは、占いではない。
カウンセリングだ。
その人物が、自分の人生の何にメリットを感じていて、何にデメリットを感じているのか。
それを会話から引き出していく。
そうすれば、やる気を出すにはどうしたらいいかが見えてくる。
そういうものだ。
と思ったのだけれども、ここでなぜか僕の気まぐれが発動した。
「この人の場合は占いでも解決できるかもしれない」と感じた。
自分でもどうしてそう感じたのか、わからない。
でもなんとなく、そんな気がした。
だから占ってみた。
占った結果、未来にカップ8が出た。
キーワードは「方向転換、新しい路線、過去に見切りをつけ新しい道へ進む」など。
そこで彼女にこう聞いてみた。
未来のあなたは、何か新しい方向性に進んでしまうようですよ。
もしそんなことがあるとすれば、何がありえると思いますか?
すると、こんな回答だった。
実は最近、本業のライターの仕事以外に、趣味で占いもやってるんです。
インターネットを通して、無料でいろんな人を占っています。
これが仕事になればいいのになーって、ぼんやりと思ってはいたのですが…
でもまだ自信がなくて…
なんてこったい!
その後、こんな会話を重ねた。
中川龍
今のあなたは、本当は占いでもっと自分の可能性を試したいのではないですか?
でも自信の無さによって、そういう自分を抑圧している。
本当の「こうありたい自分」の通りに生きていない。
そして「ライターの仕事だけが自分の仕事なんだ」と言い聞かせ、無理に仕事をしている。
だからやる気が出ないのではないでしょうか!
相談者
そうかもしれないです。
でも、今のライターの仕事は、20年前に始めたときは、「これこそが私の天職だ」と感じた仕事だったんです。
だから、それをいまさらやめて新しい道に進むというのも、なんだかこれまでの自分を否定するようで抵抗があって…
中川龍
なるへそ!!!!
じゃあこう考えてみましょう。
文章を書く仕事は、「昔のあなた」にとっては天職だったのかもしれませんが、「今のあなた」にとっては、そうではなくなってしまったんですよ。
人間は変わります。
変化します。
年月を重ねると同時に、できることが増え、見えるものが広がり、どんどん成長するものです。
きっとあなたも、成長したんです。
あの頃に比べて、大きくなったんです。
そんな今のあなたにとっては、言われたままに文章を書くだけの仕事なんて、もう満足ができないのです。
だからこれからは、もっと新しい道に挑戦し、新しい可能性を自分に用意してあげてみてはどうですか!!!!!!
相談者
なるほど!!!!
いい感じにおさまった。
よかったよかった。
やる気がでないときは、たいてい、本当の自分を抑圧しているもの。
本当はこうありたい。
本当はこういう人間になりたい。
本当はこうなりたい。
本当はこう生きたい。
でも自信がない。
でも怖い。
だから、そんなこと思っていないつもりになる。
そんなこと思ってないということにしておく。
そうすることで、逃げる。
そんなごまかしの思考が心にある。
でも人間は、けして自分に嘘をつけない。
そんなごまかしでは、けして自分を騙しきることができない。
だからこういう思考をしていると無意識がどんどん傷ついていき、結果「何もやる気がでない」という状態になってしまう。
やる気がでないときは、何か自分に嘘をついているとき。
自分をごまかしているとき。
本当の自分のSOSサイン。
それが「やる気出ない」なんだぜ!
おしまい!
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