「歌手として活動していますが、うまくいきません」「未来に女教皇。あなたは内なる声に耳を傾けるよ」

とある相談者とのやりとり😊

相談者

歌手になりたいです。

今はインディーズで個人で活動してますが、いつかメジャーデビューしたいと考えています。

でも、あんまりうまくいってません。

ライブのお誘いはちょいちょいもらってて、そういうのはどんどん参加してるんですけど、なかなか評価されないし、ファンの方も増えなくて、、、

2年やってこの調子じゃ、もう「やっても意味ないのかなー」なんて思う時もあります。

でもやっぱり諦めきれなくて、、、

私はこれから、歌手としてもう少し成長することはできますかね？😢

私はどうしたらいいですかね😢

占いをお願いします😢

中川龍

ほいほーい！

占ってみた結果、こうなりました！

・過去　節制　「調和、節度、適量」

・現在　悪魔　「欲望、快楽、堕落」

・未来　女教皇　「直感、知性、安心、聡明」

・障害　ワンド４　「居場所、拠点」

・表面的に見えていること　ソードのエース　「合理性、計算、計画」

・見落としている本質　ペンタクル２「柔軟性、気楽にやる、遊び心を取り入れる」

・総合結論　ワンドのクイーン　「笑顔、元気、天真爛漫、陽気」

うーん、過去と現状のカードが、真逆で対象的ですね。笑

「過去のあなたは、欲がなかった」

「だけど今のあなたは、欲が増えた」

っていう二枚が出ました。

でも未来のあなたは女教皇。

「無意識がひらめく」

「理屈は上手に説明できないけどなんとなくこっちかなと思う方向に進むと何故かうまくいく」

「自分の内なる声に従うことで、どんどん好転する」

ってカードです！

ここから逆算すると、今のあなたは「自分の内なる声」に従ってないと解釈できるのかもしれませんね？

相談者

内なる、、、声ですか？

どどどういうことでしょう？

中川龍

うーん！

例えば、最近ってどんな風に音楽を作ってます？

自分の描きたいものを、自由に描いてますか？

相談者

いや、それはまったくないですね。

最近は、とにかく「メジャー受けするにはどうしたらいいか」ばかり考えているので、だんだん作曲するのも楽しくないというか、正直つまんないです。。。

中川龍

おお、なるほどね！

じゃあ、それがいかんのかも？

僕がよくおすすめしている「大好きなことでお金を稼いで独立する方法」って本があるんですが、その中で簡単にまとめるとこんなことが書いてありますよ。

自分のやってることが周囲に認められないときは、人に合わせてはいけません。周囲の声に耳を傾けてはいけません。
それをした瞬間から、あなたの価値はどんどん薄れていき、余計に評価されない流れになっていきます。
自分のやってることが周囲に認められないときは、周囲に合わせるのではなく、むしろさらにリミッターを外して、突き抜けてください。あなたはまだ突き抜けが足りないのです。自分なりの世界観の構築がまだまだ足りてないのです。だから評価されないのです。

以下、原文です！

例えば、そば打ちが大好きな人がいたとします。

その人はそば打ちが大好きですが、周囲には、その人以上にそばに感動したことがある人は、いないものです。

むしろ、周囲ではパスタが流行っていたりするものです。

そこで、そば打ちの人がそばを話しても、周囲の人はあんまりそばのことを知りません。

ですが、パスタならブームで知っていて、感動体験も味わっているから、「最近、パスタが流行ってるよね。あんな感じだよね。パスタ、好きよ」という反応を得てしまうわけです。

すると、そのそば打ちが好きな人は、「そばじゃ、売れないのかな……」と思って、何とか売れようとして、そばにパスタの小麦粉を入れたり、パスタ味のそばを作ろうとしてしまうのです。

私たちから見ると、「パスタはパスタだから美味しいのに、そばでそれをやってもダメだろう」と思うものです。

そばは、そばを完成させるから、美味しくなるのですから。

それなのに、本人は「自分のやってるものはマイナーだから、売れるためには、売れてるものに乗らないと」などとを思って、そばの魅力を自分で落としているのです
そんなパスタまがいのそばなんて、美味しいはずがありませんよね。

そうして、次第にその人は自分の魅力が分からなくなって、ファンができずに、「好きなことをやってるのに、分かち合ってるのに、どうしてファンができないんだろう。売れないんだろう」と自信を失ってゆきます。

さらには、「もっと流行に乗らないと」と思うようになり、どんどん自分を見失ってゆく悪いサイクルに入ってしまうのです。

そば打ちの人は、「そばの世界」を完成させることが大切です。

それは、「自分なりの世界観」を確立する、とも言えるでしょう。

貴方の世界観というのは、他の人の中にはないものです。

そもそも、他の人は、貴方の世界観で感動した体験がないのですから。

むしろ、他の人の中にある世界観というのは、別の世界観になります。

人は、「貴方らしい世界観」を味わいたいのです。

そば打ちが好きな人なら、「そば」という、その人なりに完成された世界観を味わいたいのです。

しかしそこで周囲に合わせてパスタを取り入れてしまうと、世界観を崩してしまいます。

だから、そばが好きな人で、周囲に理解されなければ、もっと自分らしく「世界観」を完成させてゆく必要があるわけです。

ビジネスのスタートアップ時には、空気を読んではいけません。

周囲の好みに耳を傾けてはいけません。

貴方は、貴方の好みを完成させることを最優先するのです。

それなのに、うまくいかない人は、周囲の反響を伺って、「周囲の空気を取り込もう」とか、「私の好きなことを少しだけ加えてみようかな」などと、おびえながらやってしまうのです。

「世界観を崩すこと」は、「貴方のペースを落とす」ということです。

貴方自身がペースを落としたら、価値は落ちていくのです。

それは、ディズニーランドで日本の民家を取り入れてしまったり、ディズニーランドのない場所で、着ぐるみが路上でスケートをするような、そんな愚なのです。

それは言い換えると、リミッターをかけるのではなく、リミッターを外しなさい、やりたい放題やってしまいなさい、ということです。

周囲に理解されない場合、「もっと大好きなことに集中しなければならない」ということです。

そして、貴方なりの世界観をより追求して、完成させるのです。

ただし、置いて行くだけではなくて、「お客が貴方のペースに合わせる方法を与えなさい」ということです。

これについては、第六章で説明します