こんにちわ!
中川龍です!
今日はタロット占いのスプレッドをご紹介します😊
今回ご紹介するのは…
「フォーエレメント🔥✨」
フォーエレメントスプレッドの解説!
フォーエレメントスプレッドとは?
黄金の夜明け団の魔術書系によく紹介されているスプレッドの一つです。
「今の相談者の状態」を見ることができます。
とくに具体的な相談内容がないときや、全体的な状況などを見るのに適したスプレッドです。
なお「フォーエレメント」は僕がとりあえずつけた名前です。
黄金の夜明け団の魔術書には「スプレッド」という概念が存在しないので、とくに名前が設定されていません。
ひとまず呼びやすくするためにここでは便宜上フォーエレメントと呼ぶことにします。
フォーエレメントの展開方法
展開方法は、簡単!
シャッフルしたら、4枚のカードを引いて横に並べるだけです。
それぞれのポジションの意味は以下の通りです。
- 1枚目のカード=火(相談者の情熱や意欲の状態)
- 2枚目のカード=風(相談者が何に問題を感じているか、あるいは問題解決能力の状態)
- 3枚目のカード=水(相談者の恋愛・友人・家族などとの交流の状態)
- 4枚目のカード=地(相談者の仕事・金銭・学習などの状態)
ただしこのとき、「出たポジションのエレメント」と、「出たカードのエレメント」の組み合わせから吉凶を見ていきます。
「エレメントってなんやねん????」
と思った人は、次の「フォーエレメントスプレッドを理解するための基礎知識」のところをお読みください。
フォーエレメントスプレッドを理解するために必要な基礎知識
全てのタロットカードには地水火風いずれかのエレメントが割り当てられている。
このスプレッドを理解するには、まずタロットと四大元素の対応を理解する必要があります。
実はタロットの全てのカードは、占星術における四大元素(火・風・水・地)のどれかに属するとされています。
例えば、愚者は「風」です。
女教皇は「水」です。
皇帝は「火」です。
法王は「地」です。
全部あげてくとキリがないので、詳しくは最後のほうにある一覧表をご覧ください。
とにかくここでは、タロットの全てのカードには地水火風への割り当てがあるんだよってことだけ覚えておきましょう😊
エレメントには相性がある
そして、ここからがこのスプレッドのおもしろいところなんですが、実は各エレメントには「相性」があるとされています。
以下その一覧です。
- 火は同じ火か、風と共に出たとき、その勢いを強めます。その逆に水と出たときは互いに打ち消しあい勢いを弱めます。
- 風は同じ風か、火と共に出たとき、その勢いを強めます。その逆に土と出たときは互いに打ち消しあい勢いを弱めます。
- 水は同じ水か、土と共に出たとき、その勢いを強めます。その逆に火と出たときはお互いに打ち消しあい勢いを弱めます。
- 土は同じ土か、水と共に出たとき、その勢いを強めます。その逆に風と出たときはお互いに打ち消しあい勢いを弱めます。
黄金の夜明け団では、エレメント相性を見る占い方が採用されていた
実は黄金の夜明け団では、「正逆位置ではなく、出たカードのエレメント相性でリーディングする」という手法がとられていました。
例えば、「愚者と正義」が出ているのであれば、これはどちらも風に属するカードなので、この場合はこの二つをどちらも正位置のように読みます。
(「あなたは愚者のように自由になることを、正義のようにはっきりと決断することで、「これが私の人生だ」と感じられる最高のスタートを切ることができますよ😊」等)
しかし、もしこれが「愚者と法王」の組み合わせで出ているのであれば、これは「風地」の組み合わせなので相性が悪いです。
このときはどちらか、あるいは両方のカードを逆位置のように読みます。
(「あなたは自身は愚者みたいにもっと自由に生きたいのに、あなたの周りにはルールや常識に厳しい法王みたいな人がいるから動けなくて辛いのかもしれませんね😢」みたいな感じ)
こういった占い方は現代ではあまり一般的ではないですが、トートタロットなどの界隈ではいまだにこの手法が採用されています。
また個人的に「正逆位置で占うよりもしっくりくるリーディングがしやすい」と感じています。
以上からとってもおすすめなので、ぜひどこの手法での占いにも挑戦してみてください!
フォーエレメントスプレッドでは、出たポジションと、出たカードのエレメント相性を見ていく
このスプレッドでは、出たポジションと、出たカードのエレメント相性から吉凶を占っていきます。
これは言葉で説明するより実際に見た方が早いので、以下にサンプルリーディングをご紹介します。
火=ワンド2
火に火が出ているため良品位。
火が火によってさらに強まり、非常に活動的な状態だと考えられる。
ワンド2は「新たな一歩」を意味するカードなので、新しく始めた何かが楽しくて仕方ないのかもしれない。
風=ペンタクルA
風に地が出ているため悪品位。
ペンタクルAは「金や豊かさ」を意味するカードなので、「問題解決能力が、金から悪影響を受けている」と解釈できる。
すると、「最近、お金に困りすぎて焦ってることはないか?それによって見落としていることはないか?などを精査すると良い」というアドバイスが浮かぶ。
水=ワンド3
水に火が出ているため悪品位。
ワンド3は「ひらけた視界」を意味するカードなので、「新しく始めた何かが楽しくて楽しくて仕方なすぎて、恋人や友人との憩いの時間を忘れている」と解釈できる。
図象的にも、ワンド3というカードは「1人でたたずんでいる様子」が描かれているカードであり、近親者との交流状態を示しているこのポジションには似つかわしくない。
すると、「恋人家族との時間も大切にすると良い」というアドバイスが浮かぶ。
地=太陽
地に火が出ている。
これは相互に作用しない属性のため吉凶なし。
今の相談者は、仕事において「天職」を発揮しているのかもしれない。
それは、ある見方では火にワンド2が出ていたように意欲的に行動している良い状態と見ることもできるし、別の見方をすれば水にワンド3が出ているように仕事に夢中になりすぎて大切なことを見落としている状態とも読める。
まとめ
仕事がとっても楽しそうで何よりです!
それについてはぜひその調子でいきましょう!
でもたまには恋人家族と楽しむ時間も作ってみると、なお人生が絶好調になりそうですよ😊✨
あとお金にも注意!仕事を楽しめるのはもちろん素晴らしいことだけど、楽しむことだけが目的にならないよう、きちんと収益を獲得するところはとるようにしましょうね!
以上、フォーエレメントの占い方解説でした!
実際にやってみるとわかりますが、これは自分の状態を振り返るのにとっても便利なスプレッドなので、そういうのがしたい気分になったときはぜひためしてみてください♪
タロットカードの四大元素対応一覧
最後に、各カードがどのエレメンタルに属するかを一覧でまとめておきます。
大アルカナ
愚者=風の最上級
魔術師=風(少しだけ土も)
女教皇=水
女帝=土(少しだけ風も)
皇帝=火
法王=地
恋人=風
戦車=水
力=火
隠者=地
運命の輪=火
吊るされた男=水の最上級
正義=風
死神=水
悪魔=地
節制=火
塔=火
星=風
月=水
太陽=火
審判=火の最上級
世界=地
小アルカナ
小アルカナはシンプルです。
「ワンド」=火
「ソード」=風
「カップ」=水
「ペンタクル」=地
です。
以上、フォーエレメントスプレッドの解説でした😊
どこかの誰かの参考になれば幸いです♪
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