こんにちは!!
中川龍です🐧
今日は西洋占星術に少しでも興味がある方全員にオススメの本「西洋占星術史 科学と魔術のあいだ」を紹介します♪
「西洋占星術史 科学と魔術のあいだ」の紹介
「西洋占星術史 科学と魔術のあいだ」とは?
この本は西洋占星術の歴史について誰にでも理解出来るように解説している内容です。
今では「双子座、獅子座、魚座・・・」など星占いとして会話のネタになるくらい一般化されていますが、そもそもこの星占い=西洋占星術はどんな歴史を辿って来たのか?
先人の方々はどんな使い方(考え方)をしていたのかを図説など織り交ぜながら、分かりやすくまとめられています✨
歴史的背景を知ることで西洋占星術の一番根幹にある本質の部分について触れることが出来るので、これから西洋占星術を学びたいという方や既に学んでいる方にも読んで欲しい一冊です♪
また著者である中山茂さんは科学史家であり、科学技術を研究している方から見た占星術というのも語られています!!
以下よりAmazonの紹介文です!!
「○○座生まれのあなたは……」などと始まる「星占い」――雑誌やテレビはもちろん、ネット上でも頻繁に見かけるおなじみの存在ですが、「○○座生まれ」というのはどういうことか、ちゃんと説明できる人は実はそう多くないでしょう。ましてや、星占いはいつ誕生したのか、はじめから今見るようなものだったのか、といった問いに答えられる人となると、もっと少ないに違いありません。本書は、科学や科学技術の歴史に詳しい専門家が誰にでも分かるように、そして面白く読めるように占星術の歴史をコンパクトにまとめた1冊です。占星術を生み出したのは、現在のバクダット南方に位置するバビロニアで紀元前9世紀頃から勢力を伸ばしたカルデア人でした。天文学に長けていたカルデア人は、日蝕や月蝕、彗星の出現などを地上に起きることの前兆として捉え、将来訪れる災厄を予言する技法として、占星術を開発したのです。この技法が、のちの紀元前4世紀に登場したアレキサンダー大王がバビロニアを征服したことをきっかけにしてギリシア世界に流入し、さらに古代ローマに継承されていくのが「西洋占星術」の発展につながっていきます。当初はもっぱら天下国家の運命を対象にしていた占星術は、やがて個人の運命を占うようになりました。個人といっても、はじめは皇帝や王だけがその恩恵にこうむることができましたが、時代が進むにつれて、一般の人たちも自分の運命を知るために占星術にアクセスするようになったのです。当代随一の占星術師である鏡リュウジ氏が解説を書き下ろしたこの文庫版を手にすれば、何気なく触れてきた「星占い」も、ぐっと深みを帯びて、まったく違う魅力的なものに見えてくること間違いなし、です![本書の内容]1 カルデアの知恵2 ギリシャ人の科学3 ホロスコープの技術4 「占星社会」ローマ5 ルネサンスの大論争6 近代科学からの脱落7 現代を生きる占星術
「西洋占星術史 科学と魔術のあいだ」を読んだ人の感想
鏡リュウジさんより『西洋占星術史―科学と魔術のあいだ―』(中山茂2019年)をいただきました。鏡さんが解説を書かれています。占星術研究は、実は、超領域横断的な学問。人間の営み(歴史や芸術)を知る上でも欠かすことができないものでは。 pic.twitter.com/lla9GQJXuy
— 唐澤太輔 (@tisk_krsw) October 4, 2019
読書。中山茂『西洋占星術史』をキンドルにて購読。
鏡氏の解説を先に読みたい気持ちはぐっと抑えて、汎バビロニア、科学の発達と天変から宿命への縮小の関連など、実に興味深く勉強させていただきました。とりあえず占星術でなんか読んどけと言われたらこれ一冊。 pic.twitter.com/wKTVonYAPD
— 西洋魔術博物館 (@MuseeMagica) September 14, 2019
届きましたよ、西洋占星術史!科学と魔術のあいだなんてワクワク😆西洋美術にも縁が深いし、やっぱりホロスコープ勉強すべしだな pic.twitter.com/sZR2ZB0tcE
— シノ (@shino_tw8abc) May 7, 2020
西洋占星術史を読了です。
最後に突きつけられる「占星術が科学であれば、天王・海王・冥王星の存在を予測できたはず」という言葉には痺れました。
科学による3惑星の発見を以て、占星術は科学的権威を完全に失ったのか…と感じました。
占星術の科学興亡史としておすすめの一冊です。#西洋占星術史— なきりけい(紫微斗数占術士) (@senjutu_nakiri) September 20, 2019
・占星術の歴史ついて、西洋に焦点をあてて、その流れを辿っている。
古代や中世においては、科学とともに発展してきた占星術だが、ルネサンス以降、科学から切り離されていく。
しかし、いつの時代も、人々は先の見えない人生のヒントとして、占星術をあてにしてきた。
高い技術力で知られている古代ローマの時代が、占星術が一番信じられていた時代だった、という事がとても興味深く感じられ、占星術の本質をよく表しているように思えた。
・本書は占星術の歴史を紹介する事を目的としている事から、古代バビロニアに始まり、古代ギリシャ・ローマ、中世のキリスト教時代、アラブ圏、そしてルネサンス期を経て近現代の占星術を読み解いているが、その一方で、単に歴史を辿るだけではなくホロスコープの技術、或いは占星術は化学か否かという論争等にも言及しているので「社会の中での占星術」について考える機会を与えてくれる。
思えば、この世に文明が誕生した…いや、恐らく人類が現れた時から、人間は星の動きに何かを読み取ろうとしたであろう…星が未来を予測してくれたとしても不思議ではないし、それが一つの学問となり得たとしても決して可笑しい事ではなかったのだ。
だが、科学が発達すると占星術の立場が危うくなって来る。
特に、近現代科学と占星術の関係については、科学が発達すればするほど占星術は謂わば“まやかし”…更に現代に至ってはメディア論をも巻き込んでの論争となってしまう。
著者はあくまでも科学史家でもあるので、星占いそのものについては懐疑的なのであろうが、常に客観的、かつ冷静な論述展開をしている所は実に読み応えがあった。
因みに、現代でもお馴染みの「○○座の人はこんな性格」という“古代版”を紹介しているのも面白いし、更には現代では占星術は天文学ではなく、寧ろ心理学に該当する…という事を教えてくれた所も興味深かった。
また、豊富な図説と平易な文章は非常に解り易く、幅広い読者に受け入れられるであろう事は間違いないと思う。
「西洋占星術史 科学と魔術のあいだ」はこんな人におすすめ
・占いに興味がある方
・西洋占星術の歴史を知りたい方
・科学と占星術について知りたい方 など
内容はめちゃめちゃ濃いのにサクッと読めちゃうし、値段も1000円とリーズナブルなので気軽に手にとってはいかがでしょうか?
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