「占いで独立したいのですが、それについて占ってください」「未来に力！秘められた力がついに解放されるかも！」

とある相談者さんとのやりとりー✨

相談者

今日は色々占って頂いてありがとうございましたー！

中川龍

おつかれでやんすー！

あ、でもまだ少し時間あるし、最後になんかおまけに占ってみます？

軽いやつだったらいいですよ！

相談者

おおお！

ありがとうございます！

それでは、私も将来的には中川さんみたいに占いで独立したいなーと思ってまして、いまココナラなどで軽く活動しているんですが、それについての今後を占ってもらっていいですか？

中川龍

ほーい！

カード展開しましたー！

こうなりましたー！！！！

・過去　ソードのキング

・現在　ペンタクルのナイト

・障害　ソード５

・未来　力

・意識　カップのナイト

・無意識　カップのエース

・資質　ペンタクルの１０

・環境　カップ５

・願望　ソード７

・助言　隠者

お！

過去、現在、未来の流れはいい感じですね！

相談者

まじっすか！

中川龍

うんうん！

過去　ソードのキング　本来のあなたは論理的で明晰な思考力があり、それで人々を導く力があります。
現在　ペンタクルのナイト　今のあなたは、着実に一つずつ実績を積み重ね、前進しています。
未来　力　未来のあなたは、秘められていた力を発揮することができます。

この３枚だけ見ると、近い将来、あなたの中の秘められていた才能を発見できそうですね！

相談者

おお、嬉しい！

中川龍

だけど障害にソード５が出てる。

「憎しみ」を意味するカード。

なんだなんだ。

誰かを憎んでいるのか？笑

相談者

…！！！！！

中川龍

どどどうしました？

表情が怖いよ！

怖いよ！

相談者

…すみません！

ちょっと的確すぎて、びっくりしちゃいました！！

中川龍

どういうことー？

相談者

実は僕。。。

けっこう「妬み？」のような感情が強くて、、、

まわりの成功している人達を見ると、いつも劣等感を感じて、素直に他人の成功を喜べない自分がいるんです。

自分でも言ってて「小さいなー」と思います。

そんなことばっか考えてるから、俺は成功できないんだろうなぁとも思うのですが。。。

中川龍

なるへそ！！

でもそういうことだったら、めっちゃ嬉しいカード出てますね。

まさに今のあなたに必要だったカードが出ている。

相談者

え！！！

中川龍

未来に出てる力のカードは、「潜在能力の発揮」を意味します。

そして人間が潜在能力を発揮できるときって、「自分を受け入れることができたとき」なんですよ。

このカードでは女性がライオンを手なずけています。

でも、けして力づくではない。

ただちょっと腕を添えているだけ。

それなのにライオンさんは、おとなしく彼女に従っています。

このライオンさんは「自分の嫌いな一面の象徴」だと言われています。

人間は誰でも、「自分のこういうところが嫌い」っていうのがありますよね。

あなたの場合だったら、「まだ成功できていない自分」かな。

でね、そういう自分を否定しているときは、無意識下にいるもう一人の自分（ライオンさん）が反発するんです。

「なんでありのままの俺を受け入れてくれないんだ？」って。

だから、頭では成功したいと思っても、内心のライオンが「いじけてしまう」ので、無意識に成功を拒絶するようになります。

頭ではもちろん成功したいと思ってるし、そのために行動もするんですが、なんか最後までやりきれなかったり、途中でモチベーションが折れてしまったりします。

結論としては、「失敗ばかりが続く状態」を作ってしまいます。

こういう方に必要なのは、自分の嫌いな一面を否定するのではなく、許し、受け入れるという感覚です。

あなたの場合だったら、まだ成功できていない自分を、許し、受け入れるのです。

すると、無意識下のライオンさんが反発しなくなります。

こういう手順を経て、あなたは初めて、頭と心が一致します。

頭でもちゃんと「成功したい」と思えるし、同時に心の奥底でもしっかりと「成功したい」と思えるようになるんです。

だから、行動が矛盾しなくなる。

少なくともこれまでのように途中でやる気がそげたり、わかっちゃいるのにできなかったみたいなことは起きなくなります。

こういう状態になったとき初めて、人は「潜在能力」を発揮できるようになります。

このカードが意味しているのは、そういうことです。

以下はとある書籍の冒頭文ですが、今回のテーマにぴったりだったのでご紹介しますね。

「どうしたら強くなれますか」そんな質問が後を絶たない。

希望の光はいつも固定観念とは逆にあることが多い。

強くなるためには、強くなろうと力まないことだ。

強くなろうと必死に力むのは、自分に勇気がないから努力することで一時的に現実逃避しているだけだ。

本当に勇気がある人は、決して力まない。

強くなるための勇気とは、自分の弱さを正面から受容することだ。

自分の情けないほどの弱さと、とことん向き合うことだ。

自分の呆れ返るほどの醜さと、とことん向き合うことだ。

最初は自己嫌悪に陥ってしまうかもしれないが、それは向き合い方がまだ中途半端だからだ。

とことん向き合うと、自分という人間がこれ以上でもこれ以下でもない存在だと把握できる。

ありのままの自分を把握できた人は、ありのままの自分を愛せる。

欠点も含めたすべてが自分なのだと愛おしくなる。

ありのままの自分を愛せた人は、ありのままの他人も愛せる。

ありのままの自分を愛せない人は、ありのままの他人も愛せない。

自分を愛せることが、勇気だ。

他人を愛せることが、勇気だ。

「強さ」と「弱さ」は敵対するのではなく、親友なのだ。