占い師になりたい【なってから】

「私が国際弁護士からタロットセラピストに転向した、たった一つの理由…!」ロサンゼルス在住、タロットセラピスト兼ユーチューバー、Cocoさんの占い師体験談!

「元は国際弁護士として順風満帆なキャリアを進んでいたけれども、
どうしてもそれを心の底から楽しいと思えず、
一転してタロット占い師を目指すことにした」

そうおっしゃるのが、
アメリカ・ロサンゼルス在住のタロットセラピスト兼ユーチューバーCocoさんです!

この気持ち、僕もめちゃくちゃわかるなーと思いましたw
人間て結局、「自分が心の底から納得している道」以外は進めないんですよね。
それがいかに客観的には順調そうな道だったとしても、自分がそれを願っていないのであれば、心の底から幸せにはなれないのです。

本日はそんなCocoさんより、「私が国際弁護士からタロットセラピストに転向した、たった一つの理由」というコラムを寄稿していただきました!
これから占い師になろうか迷い中の方にとって、すごく勉強になる内容になっているので、よろしければ読んでみてください🙆‍♂️✨

それではいってみましょう!


Cocoさんより、ごあいさつ

はじめまして!
ロサンゼルス在住タロットセラピスト兼ユーチューバーのCocoと申します☆
タロットリーディングを通して、悩みや問題を抱えた方々が、「自分らしさ」を取り戻して理想の人生を生きるためのサポートをさせて頂いています。

タロットセラピストとしてはまだまだ駆け出しの私ですが、「やりたいことに一歩を踏み出す勇気がなかなか持てずにいる方」の後押しができるのではないかと思い、記事を寄稿させて頂くことにしました。

現在私は、タロットセラピストとして「好きなこと」を仕事にして毎日を過ごしていますが、前職は「国際弁護士」というとってもお堅い職業でした。
国際弁護士とは、簡単に言うと「外国の弁護士資格を持っている人」のことを言います。
私の場合は、アメリカのカリフォルニア州の弁護士資格を保有しているので、正確に言うと「アメリカ弁護士」というのが私の以前の肩書になります。

海外ドラマ『SUITS/スーツ』などで、アメリカの弁護士のイメージはなんとなく掴んでもらえるかとは思いますが、アメリカでも弁護士といえばとてもストレスの多い大変な職業です。
でも同時に、高給取りでもありますし、社会的地位のある魅力的な職業でもあります。

そんなお堅い職業に就いていた私が、タロット占いと出会い、タロットセラピストに転向することを決めた理由をお話したいと思います。

私が国際弁護士からタロットセラピストに転向した、たった一つの理由

憧れの「国際弁護士」になったものの満たされない日々。。。

日本では、弁護士といえば超難関の「司法試験」に合格した、一握りの人たちだけがなれる職業という印象がありますよね。
アメリカでもそれは同じなのですが、なにせアメリカは訴訟大国なので、日本よりもはるかに弁護士の数が多いです。
それだけ、日本に比べると弁護士になりやすいということですね。

とはいえ、英語を母国語としない人たちにとっては、アメリカで弁護士になるのは至難の業です。
私ももちろん、日本生まれの日本人なので、アメリカ弁護士になるまでの道のりは、長く険しいものでした。
それでも、映画『キューティーブロンド』の世界を夢見て、努力で夢を実現させることができました。

しかも私は、ラッキーなことに就業環境にもとても恵まれていました。
弁護士といえば、弁護士事務所に勤務するのが一般的なのですが、私の場合はご縁があって、在宅で勤務することが許されました。
上司もとてもいい方でしたし、私の努力や功績も認めてもらえて、お金にも恵まれて、というとても理想的な状態でした。

それなのに、当時の私は、なんとも言えない「生きづらさ」を感じていました。
長年の夢をやっと叶えて、自分のやりたいことができて幸せなはずなのに、全然幸せではなかったのです。
むしろ、人生に絶望のようなものを感じていて、「こんな人生がずっと続くなら、生きることに何の意味があるのだろう」とすら思っていました。

「あんなに夢見ていた生活を手に入れたのに、どうして・・・!?」
長い時間と努力とお金をかけて実現させた夢だっただけに、絶望感ははかり知れませんでした。

弁護士は「本当の夢」ではなかった

今だからはっきりわかることですが、当時の私が幸せでなかった理由は、叶えたいと思っていた夢が「本当の夢」でなかったからです。

つまり、私が心から「欲しい」と思える夢ではなかったのです。

親の期待や周囲の期待、自分の見栄やエゴなど、様々なものが頭の中にひしめいていたせいで、自分が本当に欲しいものがわからなくなってしまっていました。
だから、実際にその夢を叶えるまで、「それは自分が本当に欲しいものではない」ということがわからなかったのです。

「わからなかった」というよりは、自分でもそのことをうすうす感づいてはいたものの、もう既にたくさんの時間とお金をつぎ込んでしまっていたため、真実に目を向けることをずっと避け続けていたのだと思います。
自分の本心を知ってしまうのが怖かったのですね。
だからずっと、自分の本心から逃げ続けていたのです。

でも、いくら自分の本心から逃げ続けたところで、真実は変わらないのです。
どんなに理想の条件をそろえたとしても、それが自分の欲しいものでない限り、心から幸せを感じることはできません。
むしろ、自分の心を偽るほどに、どんどん苦しくなっていくのです。

でも当時の私は、そのことに気付くことができなかったため、ずっと息苦しさを感じながら生きていたのでした。

目が覚めるきっかけをくれた「タロット占い」

そんなモンモンとした状態の時に、私はタロットに出会いました。
きっかけは、当時飼っていた猫ちゃんが病気になってしまって、「何とかこの子を助けることはできないだろうか」と、藁にもすがる思いでタロットカードを引いたことです。

結局、猫ちゃんは助からなかったのですが、その子からのたくさんのメッセージを、タロットを通して受け取ることができました。
タロットカードはその場のエネルギーに反応するので、未来を占うだけでなく、ペットちゃんの気持ちを聞いたり、自分の深層心理を知るためのツールとしても、使うことができるのです。

飼い猫の闘病を通じて、タロットカードの無限の可能性に魅了された私は、独学でタロットを勉強し、自分自身を占うようになりました。
その過程で、自分の深層心理と向き合い、本心と向き合うという貴重な経験を経て、それまでの自分の苦しみの理由がやっと理解できたのです。

それまでの私の人生には、圧倒的に感謝が足りていませんでした。

周囲の期待に応えようと、「もっともっと」と上を目指そうとするけれども、その頑張りの根底には「今のままの自分ではダメだ」という否定的な思いがあるために、「今ここにありのままにある幸せ」をないがしろにしてしまっていました。
でも、皮肉なことに、「今ここにある幸せ」を感じることができないまま、どんなに良いものを手に入れたとしても、本当の意味で幸せを感じることはできないのです。

「今ここにある幸せ」を本当の意味で感じるには、「ありのままの自分」を受け入れる必要があります。
「ありのままの自分」を受け入れるとは、自分の本心の声を認めるということであり、とても怖くて勇気がいることです。
だって、今まで必死になって目を背け続けてきたことと、真正面から向き合わないといけないのですから・・・。

でも、今まで深層意識の部分で無意識のうちに避けてきた自分の一面も、目の前に展開したタロットカードに目に見える形で指摘されると、不思議と素直に向き合おうという気になれるものです。
私の場合は、飼い猫の死によって半強制的にそういう部分に向き合うこととなったのですが、そのプロセスを支えてくれたツールがタロットカードだったのです。

自分らしく生きる道を阻んでいたもの

タロット占いを通して、自分自身と向き合うことの大切さを知り、「ありのままの自分」を受け入れられるようになってきた私は、もう自分の本心を無視することができなくなっていました。

タロットに触れれば触れるほど、タロットへの関心が強くなっていく自分に気づき、リーディングをしてあげた友人たちからも、「仕事としてタロット占いをすればいいのに!」というコメントも頂きました。
なので、この時点で私が、「タロット占い師」という職業を意識するようになったのは、自然な流れだったのかもしれません。

でも、しばらくの間は「タロット占いを仕事にする」ということを本気で考えることができませんでした。

ずっと、「自分の好きなことを仕事にしたい」と思っていて、弁護士も含めて複数の職業に就いた経験がありますが、どれも本当に好きな仕事ではありませんでした。
タロット占いも、大好きなことではありましたが、自分が本当にタロット占い師になりたいかどうかは、正直わからなかったのです。

「タロット占いは好きだけど、今の安定した仕事を手放してまでやりたいことなのかな・・・?」
「勇気を出してタロット占い師になったとしても、『やっぱりこれは、私が本当にやりたいことじゃない』って、思ってしまったらどうしよう・・・。」

それまでの失敗経験が頭の中でよみがえり、不安をいっそう掻き立てるのでした。

「誰のために自分の時間やスキルを使うのか」をはっきりと考えたとき、迷いが無くなった

様々な不安要素はありながらも、最終的に私は、「タロット占いを仕事にしよう」と決意するに至ることができました。
その理由は、それまで経験してきたお仕事に対する自分自身の姿勢と、「タロット占いを仕事にする」ということに対する自分の姿勢の間に、一つだけ決定的な違いがあったからです。
それは、「誰のために自分の時間やスキルを使うのか」というモチベーションの部分です。

今までの私は、結局のところ、「自分自身のため」に仕事をしていました。
クライアントのために尽くすのも、結局は「自分のため」でしたし、上司に認められようとするのも、自分自身の保身のためでした。
もっと言うと、自分の「好きな仕事」を選ぶのも自分のためで、エネルギーがいつも自分自身に向かっている状態でした。

でも、そんな私が、タロット占いを「好きだ」「楽しい」と感じられることができたのは、自分の時間やタロット占いのスキルを、「人のため」に使っている瞬間でした。
もちろん、自分占いも楽しいのですが、一人で自分自身のことを占っている時よりも、相手がいて、その人のためにリーディングをしている時の方が、はるかに沢山のメッセージを受け取ることができましたし、何より自分自身がイキイキとしているのを感じることができました。

その上、相手が喜んでくれて、感謝してもらえたりなんかすると、心の底から喜びを感じることができましたし、むしろ、相手が喜んでくれていることを、純粋な気持ちで感謝できる自分がいたのです。
エネルギーが自分自身にでなく、相手に向かっている証拠でした。
だから私は、自分のこの、「人のために自分のタロット占いのスキルを使いたい」という気持ちを、ないがしろにしないことに決めました。
自分の損得勘定やエゴなど全部を抜きにして、純粋に「人のために何かをしたい」と思えたことが素直に嬉しかったですし、自分のそういう部分を「大事にしていきたい」と、素直に思うことができたからです。
そうして私は、「タロットを仕事にする」と決めたのち、自分のリーディングの特徴を生かした、「タロットセラピスト」というポジションで活動していくことになったのです。

あなたがもし、タロット占い師になることに興味があるなら

中川さんのブログにたどり着いたあなたは、きっと少なからず、タロットに興味があるのだと思います。
そして、私の記事をここまで読んで下さったということは、「自分の好きなことを仕事にして、自分らしい人生を生きたい」と、心のどこかで思ってらっしゃる方なのではないかと思います。

それは本当に素晴らしいことですし、あなたが心から望むのなら、あなたのその夢は叶います。

そして、もしもあなたが、「タロット占い師」という職業に魅力を感じているけれども、なかなか一歩を踏み出す勇気が持てないのだとしたら、ここで今一度、「なぜ自分がタロット占い師に憧れるのか」という質問を、自分に対して問いかけてみてください。

ここで出てきた答えがどんなものであっても、あなたにとっては大事な理由です。
それらを大事にしてあげてください。

そして、その理由の中に、「タロット占いで人に喜んでもらいたい」とか、「悩んでいる人をタロット占いで救いたい」など、「人の幸せのためにタロット占いをしたい」という動機が含まれているのなら、是非、その夢を叶えるために一歩を踏み出すことを、自分自身に許可してあげてください。

その気持ちがあるなら、タロット占いの知識やスキルは後から必ずついてきます。
タロット占い師としてはまだ未熟だったとしても、人の心に響くリーディングをすることができると思います。
だから、ご自分の動機やパッションを、何よりも大切にしてあげてください。

「タロット占い師」という仕事に限らず、「人のためにこの仕事をしたい」という、純粋な思いを持てるお仕事というのは、とても尊いです。
そういった、あなたの純粋な情熱を引き出してくれるお仕事に就くことを、どうか自分自身に許可してあげてほしいと思います。
また、「まだそこまでの気持ちは持てない」という方であっても、タロットに興味があるなら、まずは趣味としてタロット占いを始めてみることをお勧めします。

タロットと触れ合う時間が多くなるにつれて、ご自分の興味が「人を占うこと」に向いているのか、それとも「自分自身を占うことができればそれで満足」なのかが、少しずつわかってくると思います。

そして、人を占うことに興味が向いてきていると感じたら、本気で占い師を目指すことを検討してみてください。
きっと、あなたの占いに救われる人が出てくると思います!

Cocoさんのプロフィール


アメリカ・ロサンゼルス在住のタロットセラピスト兼ユーチューバー。
タロット占いに出会ったことで、自分らしさを取り戻すことができた経験から、前職の国際弁護士からタロットセラピストに転向。
優しく語りかけるようなリーディングセッションは、「前向きなメッセージに元気をもらえる」と好評。
プライベートでは、アメリカ人の夫と、フォスター中の子猫2匹と一緒に、シンプルライフを楽しんでいる。
大の旅好きで、ロックダウン前は3か月に一度は海外渡航していたほど。
好きなものは、一人旅、タロット、猫、ハリネズミ、フィンランド、マンガ、語学、国際交流、絶景巡り、フィギュアスケート、ミュージカル鑑賞、中原中也、ムーミン、ディズニー、ヨガなどで、興味は多岐にわたる。

運営するYouTubeチャンネル「Coco’sタロットルーム」では、自分らしく自由に生きるためのアドバイスを、タロットのメッセージに乗せて配信中。
視聴者のリクエストから生まれた、「最速でタロットリーディングができるようになる!」勉強法シリーズも好評を博している。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCwAKfaCW06xJb3KS1xbm17Q/
Blog: https://ameblo.jp/empowered-spirits
Instagram: https://www.instagram.com/cocostarotroom/
Twitter: @Cocos_Tarot

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