コラム

タロット占いに「才能がありますか?」と聞くのは、なぜ意味がないか

こんにちわ!
渋谷のタロット占い屋、中川龍です☺️

少し前に、こんな相談をもらいました。
「今FXで稼げるようになりたくて勉強中なんですけど、私にはFXの才能がありますか?😢」

こんなふうに、何か新しいことを始めようとするとき、そもそも自分には「その才能があるかどうか」を占いに聞こうとする人はけっこう多いですね。
しかし、個人的には、これは「無意味な質問」だと考えています。
なぜなら、そもそも「才能があるかないか?」なんてことを気にしている時点で、こういう人は絶対に成功できないからです。

才能があるかどうかを気にしている人は、絶対に成功できない

これはFXに限らずどのような分野でもそうですが、成功する人と、成功できない人では、根本的なベースの考え方が違います。

成功する人は、こういう風に考えます。
「成功するために必要なのは、生まれ持った才能ではなく、努力だ」
「だから私は、成功するために努力するんだ」
「もしかしたら私には才能がないかもしれないけれども、それでもまじめに努力すれば必ず何かしらの道は開けるはずだ」

成功できない人は、こんなふうに考えています。
「成功するために必要なのは、生まれ持った才能だ」
「才能がなければ、どれだけ努力したって無駄だ」
「私は、無駄な努力はしたくない」
「だから、自分自身に才能があるかどうかが心配だ」

すると、実際に行動したとき、以下のような差が生まれます。

学習面での差

成功する人は、「才能よりも努力が重要」と考えているので、とにかくめちゃくちゃ学びます。勉強します。
この努力が報われるかどうかなんてわからないけど、でも努力しなくちゃ報われないことは確かだし、例えここでは成功できなかったとしても、その努力はいつか必ずなんらかの形で実を結ぶと信じて、とにかくものすごい量の勉強をします。

成功できない人は、「努力よりも才能が重要」と考えているので、最低限の勉強しかしません。
成功する人が年間50冊の本を読む間に、彼らは年間3冊くらいの本を読んだだけで「がんばったつもり」になります。

行動面での差

どれだけ勉強を重ねても、なにごとも最初の1000回くらいはなかなかうまくいかない時期が続きます。
このとき、成功する人は、そのことを「自分の努力不足」と解釈するため、そこまで大きくはへこみません。
これからも地道に努力を続けていくだけです。
さらに日々の失敗を、「では次はどうすれば同じ失敗をしないようになるだろうか?」と考え、工夫し続けることができます。
だから彼らは、失敗しても失敗してもあきらめずに、何度も挑戦することができます。

しかし成功できない人は、そのことを「もしかしたら私には才能がなかったのか?」とか、「今の私は、無駄な努力をしているのではないか?」と解釈してしまいます。
だから、だんだんとモチベーションが下がってきます。
彼らは、失敗するたびにいちいちへこむので、「行動できない時期」が発生します。
それは一つ一つは小さな差ですが、年間を通すと大きな差になります。

例えば「ブロガーになりたい」という夢を抱いたとき、成功する人は「1日1記事」をなんとしても続けるので1年後には365記事が完成しています。
成功しない人は、小さなことでいちいち凹むので、なんだかんだで月平均で4記事くらいしか書けず、1年後には48記事しか完成していません。
つまり1年後の時点で、約10倍の差ができてしまうということです。

しかも、成功する人は、これだけすでに行動しまくっていても、大抵は「まだ頑張る気まんまん」です。
なぜなら、「がんばればがんばっただけ報われるはずだ」と信じているからです。

成功できない人は、「成功する人の10分の1しか行動していない」のにも関わらず、大抵は「すでにがんばり尽くしたつもり」になっています。
「もう無理だ」
「限界だ」
「これ以上は頑張れない」
という心理状態になっています。
なぜなら、「才能がない人は努力しても無駄なはず」と信じており、その前提のうえで、「まだ成果が出ていない自分」を分析したとき、「無駄な努力をしている可能性」がちらつくからです。

姿勢面での差

成功する人は、自分より上の人から「そのやり方は間違っているよ」と指摘されたときも、そのことを「努力してきた量の違いから生まれる判断だ」と解釈するので、いただいた助言をもとに素直に自分を変えていくことができます。
成功できない人は、自分より上の人から「そのやり方は間違っているよ」と指摘されると、そのことを「自分の才能が否定された」と解釈するので、なんかムカつく。すっとしない。いただいた助言を素直に受け取ることができない、というところに着地します。
彼らは、全体的に「自分を変えること」に、強烈な拒否反応を示します。
彼らは無自覚かもしれませんが、「自分を変えずに、成功したい」と考えてしまいます。
しかし、未熟な自分を変えようとせずに、未熟な自分のままで進んでいれば、当然これからもずっと成果が出ない日々が続くことになります。
あまりにも成果が出ないので、いつしか心がポキリと折れ、あきらめてしまいます。

才能を気にしている人は、占うまでもなく成功できない

こんなふうに考えたとき、「私には才能がありますか?」という質問は、前提に「努力よりも才能が重要だ」という考えがあることが透けて見えます。
すると、こういう質問をする人は、占うまでもなく「成功できない」と考えられるのです。
だから、占う意味がないのです。

「才能ということを忘れることから第一歩は始まるよ」by藤田和日郎

漫画家の藤田和日郎さんも、新人漫画家たちに向けてこんな言葉を残しています。

みんな運とか才能っていう、得体の知れない言葉にこだわりすぎるんだよね。

うちのアシスタントからも「天才だ!」とか新人の頃にもてはやされていない奴が努力してマンガ家としてデビューしているからね。
雷句誠とか安西信行、それから井上和郎ね。
だから、運とか才能とかはもう忘れよう。

才能ということを忘れることから第一歩は始まるよ。
自分になにもないって分かることは悔しいかもしれない。
でも、マンガの持ち込みをしたときに「俺には才能も、知識もない、でも頑張るしかないんだ」って気づかされて、人の話を聞かないとマンガ家になれないと痛感して、人の話を聞くようになる。
才能というのは、人の話を聞くこと、聞いたことを自分の中で上手に面白く再現できること。

https://meets-seika.jp/special/voice/student-blog/nishi11

才能なんて誰もが持っている。でも努力なしでは才能を開花することはできない。

世界中の様々な分野の成功者も、同じような言葉を残しています。

才能は誰もが持っている。
でも能力を得るには努力が必要だ。

マイケル・ジョーダン

努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

イチロー

生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。
しかし、生まれつきの才能がない者は、何とか技術を身につけようと日々努力する。
心構えがまるで違う。
これが大事だ。

織田信長

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

羽生善治

力や知性ではなく、地道な努力こそが能力を解き放つ鍵である。

ウィンストン・チャーチル

自分の努力に意味があると信じる力が、その人を成功に導く

やり抜く力という本があります。
この中でも、

  • 成功者は、自分の才能よりも、自分の努力に信頼をおいている
  • 一般人の多くは、小さい頃から結果ばかり褒められるので、才能が重要だと考えがちだ。しかし成功者の多くは、結果よりも、「そこに到るまでの過程」を褒められるような教育を受けている人が多い。これがその人のやり抜く力を育む。
  • やり抜く力は大人になってからでも育てることができる。あなたも思考を変えて、成功者の考え方を獲得しよう

みたいなことが書いてあります☺️

まとめ

  • 占いに才能があるかどうかを聞くことは無意味です。
  • なぜなら、そもそもそこを気にしている時点で、それは成功できない人の考え方だからです。
  • 成功する人は、「才能」よりも、努力に目を向けます。それこそが重要なのだと理解しています。

ってことですね!
どこかの誰かの参考になれば幸いです☺️

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