タロットリーディングのコツやヒント

タロット占いでコートカードはどう読むか?

タロット占いでコートカードをどう読んでいいかわからない…
コートカードが出ると、急にリーディングしづらくなる…

ってお悩みの方が多いようなので、今日はそれについて書いてみます😊✨

タロット占いのコートカードの読み方

これは究極的には、好きなように読めばいいです笑
ただ、僕がよく使うものは、以下の通りです。

コートカードの読み方1:「相談者の一面が表出する」と読む

まず、もっともわかりやすく、汎用的な読み方は、「相談者の中のそういう一面が表出する」というものです。
多くの人は、「私はこういう性格」とか、「彼は●●なタイプ」という表現に慣れていますが、これは現実的ではありません。
なぜなら、本来は全ての人間は多面的で、一人の人間の中にはいつでも複数の人格があるものだからです。

例えば、「私はひっこみじあんな性格なんです…」と言ってる人も、人生全体で常にそう生きているとは限りません。
こういう人でも、仲良しな友達の前では元気いっぱいなことはあるかもしれまない。
あるいはツイッター上では、めっちゃ攻撃的な一面が出ることもあるかもしれない。
あるいは子供ができたら、子供に対してはめっちゃ頼りになるお母さんということもあるかもしれない。

普段は喧嘩っぱやくて戦闘狂のような人物でも、子犬の前ではデレデレかもしれません。
普段はマフィアのボスでも、孫の前では孫に嫌われたくなくてビクビクしてるおじいちゃんかもしれません。
普段はおどおどしてて気が弱い人物でも、自分の子供を守るときだけはハッキリ主張できるかもしれません。
普段は無気力でうつ病のような人物でも、誰かに頼られたことがきっかけで、突如として勇気を絞り出し、弱虫なりに頑張って立ち向かうことはあるかもしれません。

僕自身、置かれている環境によって、「自分」はいつも変わります。
学生だったころの僕は、よく「変なやつ」「何考えてるかわかんないやつ」と言われるキャラでした。笑
会社員していたころの僕は、コミュ障で社交性がない自分が出てしまい、いつもすみっこで一人で誰とも交流せずにお仕事しているような人でした。笑
そんな当時でも、仲良しな友人の前では、「めっちゃおしゃべりな性格だよね」とよく言われていました。
10代〜20代のころは、恋人の前ではわりと「女々しい自分」がでていたような気がします。
30代に入ってからは、恋人の前で堂々とふるまえるようになったので、「男らしい」と思われることが増えました。

このように考えていけば、全てのコートカードは、必ずどんな人にでも当てはまるはず部分があるのです。
だから全てのコートカードを、「相談者の中の一面」と解釈しても、とくに問題なくストーリーが繋がることが多いです。

ただ、ストーリーそのものは繋がっても、「相談者がそのことを認識できないケース」はあるかもしれないので、伝え方は工夫しましょう!
例えばこういうことです!

「未来にワンドのキングが出たので、未来のあなたはリーダーシップを発揮るすのかもしれませんね😊」

「ええ、私なんてコミュ障で臆病でヘタレな性格なので、リーダーなんて、そんな大それたことは無理ですよおおお😢」

「ん?べつに強く引っ張ることだけが、リーダーシップではないですよ?リーダーシップにも色んな形があります。未来のあなたは、「あなたに適したリーダーシップのとりかた」を見つけることができる。そういうことじゃないでしょうか?😊」


by「マンガでやさしくわかるU理論」より

コートカードの読み方2:「出会う人物」として解釈する

例えば「いい出会いがありますかねー😢」みたいな問いで占ったときに、未来にコートカードが出たのであれば、そういう人物と「出会う」と解釈することができるでしょうね☺️✨

コートカードの読み方3:「鍵となる人物」として解釈する

コートカードは、「鍵となる人物」として解釈してみるのもおもしろいです。
例えば、結論や解決策に「ワンドのナイト」が出た場合、
「行動力があるが衝動的、力強いがやや粗暴な人物が、この問題を解決する鍵となるでしょう」
と示されたってことになります。

そう考えてみると、「もしかして、あの人のことかも…」というイメージが湧いてくることがあるでしょう。
すると、そこから何か発想が広がり、強烈なヒントをもらえることがありますよ😊

とにかく柔軟に考える

あとは、そもそも論なのですが、こういうお悩みを抱きがちな人は、もっと「柔軟に」考えたほうがいいです。
コートカードをどう読むかなんて、そこまでしっかり決めなくていいので、その時々でもっと柔軟に考えましょう。

これについては、レイチェルポラックさんの本に、わかりやすく書いてあったのでご紹介しますね。

柔軟に読み解く
最後に。1枚のコートカードが、1人の人間を表すと考える必要はありません。
たとえば、2人の「クイーン」が、ある人の態度や経験の変化を示していることもあります。
たとえばもし、ケルティック・クロス・スプレッドでの1枚目のカードが『ソードのクイーン』で、近未来のポジションに『ペンタクルのクイーン』が出てきたら、その質問者の心が軽くなるという変化を示している可能性があります。
何らかの要失による悲しみに沈んだ状態から、自然のありのままの美しさに気づく状態に、変化するのでしょう。

この例では、コートカードを「相談者の一面」として読んでいますが、それを「成長の物語」として解釈しているわけですね。
どうでしょうか。
僕の言いたいことが、伝わったでしょうか。
こんなふうにね、「コートカードをどう読むか」なんて、もっと柔軟に考えればいいんですよ笑

どこかの誰かの参考になれば幸いです😊

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