今「タロット初心者」の人が、
これから「タロットができる人」になるために必要なことは、
「タロット占いに正しいリーディングは存在しない」
という前提を持つことです!
タロット占いに正しいリーディングは存在しない
タロット初心者さんの中には
「この読み方であってるかな?」とか
「私のリーディングは、おかしいところがないかな?」みたいな感じで
悩む人がたくさんいます。
しかしこれは、そもそも根本的なところがズレている悩みです。
だってそもそも、タロット占いに正しいリーディングなど存在しないからです。
実際、タロットなんて「キーワードはこれだから、あとはそこから自由に連想してみてね」ってだけの占いなのですから、そこに絶対的正解なんてありえないはずです。
このことは、タロット以外のテーマで考えてみるとわかりやすいです。
例えば、赤から「勇気とパワー」を連想する人もいれば、「血と闘争」を連想する人もいます。
青から「知性」を連想する人もいれば、「海」を連想する人もいます。
これらの連想に、優劣があるでしょうか?
いいえ、ないはずです。
なぜなら、連想なんて人それぞれで当たり前だからです。
連想に、「こう連想することが正しい」なんてものは存在しないはずです。
タロットだってこれと同じなのです。
タロット占いに
「正しいリーディング」
はありません🙅♀️タロットは、
「出たカードから、
あなたの頭にどんな言葉が浮かんだか?」
を語る占いです。
だから人それぞれ連想することが違うのは当然です。全てのリーディングが正しく
全てのリーディングが正解
そこに優劣はありません🙆♂️— 中川龍@占い集客コンサル (@dshocker) 2019年5月7日
プロ占い師の間でも、リーディングは人それぞれ違う
実際、同じ展開を見ても、タロット占い師を100人集めれば、それぞれがまったく違うリーディングをするものです。
プロ占い師の間ですら、リーディングは一定ではありません。
しかしそれでタロット占いは成立しています。
そんな中で
「どう読むと正しいのだろう?」とか
「この読み方であってるのかな?」なんて考えるのは
根本的なところがとてもズレているといえるはずです。
本来、タロットにおける正しいリーディングとは、客観的に決まっているものがあるわけではなく、「あなたの心にどういう直感が湧き上がったか?」が全てです。
あなたの心に湧き上がった直感は、全て正解です。
タロットとは、数学的に正しい回答を求めるものではなく、もっと芸術的に「頭に浮かんだインスピレーションを語るもの」なのです。
白紙に好きな絵を描こう
多くの初心者さんは、タロット占いをするとき、「テストの答案用紙を配られたときの気分」で向き合っています。
だから「バツをもらいたくない」「マルをもらいたい」「正解を教えてほしい」という気分になる。
しかし、その感覚が、そもそも現実ではないのです。
今あなたが置かれている正確な状況は、
「テストの回答用紙を配られた状況」ではなく、
「白紙の紙を配られ、そこに自由に好きな絵を描いていいと言われた状況」です。
だからあなたは、自由に、好きな絵を描いていいのです。
タロットというキャンバスに、あなたの自由なインスピレーションをどんどんのせていいのです。
実際、もともとのタロットは「ただの謎のカード」にすぎないのですから、あなたがそれをどのように解釈したところで何も問題はありませんし、それが間違いだと示すことは誰にもできません。
またそもそもお客様の多くは、「あなたが正しいタロット占いをしているかどうか?」なんて見ていませんし、そもそもそれを判断できるだけの知識もありません。
お客様があなたに求めていることは、「あなたが正しいタロット占いをすること」ではなく、「この白紙のキャンパスに、あなたが素敵な絵を描いてくれること(なんかキュンとくるリーディングをしてくれること)」です。
これは例えるなら、音楽演奏と同じです。
あなたがバイオリニストだとします。
あなたは今、舞台に立っています。
ここで「どんなふうに演奏することが正解か?」なんて悩んでも仕方ないですよね。
このときのあなたにできることは、とにかく「自分なりにもっともいいと思う演奏」を行うこと、あとはせいぜいお客様の反応を見ながらそれに合わせて修正していくことくらいのはずです。
タロット占いもこれと同じです。
あなたができることは、「自分なりにもっともいいと思うリーディングを奏でること」と、あとはせいぜいお客様の反応を見ながらそれを修正していくことくらいです。
そもそもそこに、絶対的な正解なんて無いわけですから。
以上から、タロットリーディングをするときは絶対に
「この読み方で正しいか?」
と考えないでください。
あなたが考えるべきことは、
「あなたは、どう読みたいか?どう読むとしっくりくるか?」
「そしてそれがお客様にも受け入れられるか?」
の二点だけです😊
タロットから自由な連想ができなくて悩んでる人は、「占いをしている」と思わず、いったん「芸術作品を創っている」と考えてごらん。音になっていないと言われようが、こんなの絵じゃないと言われようが、自分がいいと思うならそれがいいのだ。芸術とはそういうものだ。タロットも同じだ。
— 中川龍@占い集客コンサル (@dshocker) 2019年2月13日
タロット占いをするときはね
「解説書に書いてあったこと」は
全て忘れるの📚普段からたくさんの解説書を読んで
いろんな表現を知っておきつつもでも実際に占いをするときは
その全てを忘れて
ただイメージが閃くままに
頭に浮かんでくる思いつきのままに
自由に読むの🏃♂️— 中川龍@占い集客コンサル (@dshocker) 2019年4月22日
他人に許可されることを願わず、自分で自分を許可しよう!
先ほど音楽演奏の例を示しましたが、
優れたタロットリーダーになるために必要なことは、
「偉大な芸術家を目指すこと」と似ています。
そして、優れた芸術家になるために必要なことは、
「他人に許可されたい」という願いを捨てて、
「自分で自分に許可を出すこと」です。
芸術の世界では、「これが正解」というものはありません。
これに対して我々ができることは、とにかく自分なりに「自分が好きなもの」を表現すること。
これ以外に存在しません。
少なくとも、他人に「これでいいと思う?」なんて聞いてるうちは、一流の芸術家になんてなれないはずです。
タロットもこれと同じです。
つまりタロットに上達するために必要なことは、
「他人から許可されること」を願うのをやめて、
自分で、自分のリーディングが「最高に好きだ!」と思えることを目指すことです。
そのためには、いろんなモデルケースに触れてみてそこからエッセンスを取り入れてみたり、そもそも自分自身はどういうリーディングを好む人間なのかを掘り下げてみて考えてみたり…
そういう日常を繰り返すのです。
つまり着目すべきは、
「他人」ではなく
「自分」なのです。
「他人の顔色」をうかがうのではなく、
「自分の心の機微」に目を向けて、そこを敏感に感じ取り、
自分が何を表現したい人間なのかを探求していくことなんです。
だから、
他人に許可されようとするのではなく、
自分で自分に許可を出せるようになりましょう。
本当は「タロット教室」なんてこの世界には必要ないのさ。だってタロット占いなんて本を読んで自由に連想すればいいだけなんだから。それ以上教えられることなどない。それでもこの世界にタロット教室が存在するのは、この「自由にやればいい」がわからない大人がたくさんいるからにすぎないの。
— 中川龍@占い集客コンサル (@dshocker) 2019年3月26日
正解が無いと、どうしていいかわからないという人へ
「タロット占いに正解なんてないんだから、みんなもっと自由にリーディングすればええんやで☀️」って話をすると、たまにこんな反応をする人がいます。
「正解がないと言われると、逆に不安になります…」
「正解がないと言われると、逆にどうしていいかわからなくなります…」
こういう人は「学校的な捉え方」を捨てましょう。
あなたはもう、幼児ではないのです。
あなたは、すでに大人なのです。
そのことに気付きましょう。
小さい頃、学校では「答え」は先生が持っていました。
だから僕らは、その答えの通りに答えることが求められていました。
学校という場では、正解はあらかじめ先生が知っているもので、私たちは「あらかじめ先生が知っている通りの回答をすればマルをもらえ、そうでない回答をすればバツをもらう」という感覚で生かされていました。
だから、「鎌倉幕府が成立したのはいつ?」と聞かれれば、迷うことなく「1192年です!」と回答していました。
しかしこれは、学校という限定的な場においてしか通用しない、非現実的な感覚です。
そもそも鎌倉幕府が成立した時代になんて誰も生きたことがないのですから、本来は「1192年です」と断定することは、誰にもできないはずです。
みんななんの疑いもなく1192年って回答していますが、実際に体験したこともないくせに、どうして断定できるんだって話です。
この場合、もっとも現実的な回答は、
「●●年にこういう文書が発掘されており、それからなんたら遺跡で発掘された武器や家具などを科学的な検証にかけた結果、だいたい現代より1000年近く前のものであることが判明しているため、これらを総合した結果、おそらく鎌倉幕府が成立したのは1192年であると推察されます」
です。
実際、僕らはその時代に生きていたわけではなく、色んな歴史的な根拠などから1192年だと推察されるだけなんですから、これ以上の回答ができるわけありません。
ましてや「1192年だ」と断定するなんて、そんなおこがましいことは誰にもできないはずです。
もしかしたら10年後にはまた別の歴史的資料が発見されたりして、実は鎌倉幕府は1192年ではなく、1193年だったことが証明されてしまうかもしれません。
可能性だけ考えればそこには無限の可能性があります。
こんな風に考えていくと、学校の先生というのは、
「正解を知っているから、それをあなたたちに教えている」のではなく、
「正解なんて知らないけど、知っているふりをしていただけ」なんですね。
子供向けにあんまり細かい背景まで伝えるのは大変なので、ひとまずのわかりやすい形として、「学校型教育」という場を構成していたにすぎないことがわかります。
だから、学校における「正解」は、時代の流れと共にコロコロ変わります。
30年前までは、「紙の辞書のほうがしっかり手を使って引くから覚えやすくなる、電子辞書は覚えが悪くなる」と言って、子供達に紙の辞書を購入させようとする先生が90パーセントでしたが、今ではそんな先生はほとんどいなくなりました。
30年前までは、歴史の授業では「世界四大文明」という表記がありましたが、現代では「六大文明」に変わっています。さらにいうなら、1980年代頃の考古学学研究では、当時すでに20以上の文明が地球上に存在していたことが判明していますが、そのことはいまだに学校の歴史の授業には反映されていません。
昔の体育会系では、「生徒に水を飲ませずに運動させたほうが根性がつく」と信仰されてきましたが、最新の運動科学では、「水を飲まずに運動することは非合理的で良い効果は及ぼさない」と断言されています。
歯磨き一つにしても、ある時期は「虫歯を予防するには、毎食後に必ず、歯磨きをすることが重要」だと信じられていました。
だからそのように教育する人がほとんどでした。
しかし少し時代が変わると、最新の研究によって「歯磨きは食後よりも食前にしたほうがいい」と変わりました。
今のこの通説だって、これからまた変わるかもしれません。
そもそも僕自身は、朝起きてお風呂に入るときにしか歯磨きをしない生活を30年以上続けていますが、人生で一度も虫歯になどなったことはありません。
このように現実の世界では、明確に「これが正解だ」というものは、誰も持っていません。
誰もが皆、「絶対的な答えなんて知らない」のです。
ただただ、今ある情報の中から「多分これが正解だろう」と考えられる「ひとまずの回答」を生み出し、いったんはそれで済ませているだけなんです。
これが現実の社会なんです。
答えがきちんと明確になっている「学校という場」のほうが特殊なだけなんです。
この世の中は、正解なんて誰も知らないまま動いている
少し話は変わりますが、例えばあなたがマックの本社で働いているとして、新製品「タロットバーガー」の販促を任されたとします。
あなたの目標は「タロットバーガーを百万個売ることだ」と設定されたとします。
このとき、正解なんてあるでしょうか?
「こうすれば確実にタロットバーガーを百万個売れる」という正解なんて、どこかにあるでしょうか?
間違いなく、ありません。
そんなものは、誰もわかりません。
こういう時に我々ができることは、
「過去のキャンペーン事例から考えて、こういう手法はうまくいかないと予想される、でもこちらの方法なら今回の商品にあっていると考えられる、だからこっちの手法を使ってみよう、さらにこういうエッセンスを加えてみると、さらにうまくいくかもしれない」
といった感じで、「ひとまずの戦略」を立てることだけのはずです。
このように、現実の社会はいつだって、「正解など誰もわからないまま動き続けているもの」です。
そんな中で、「正解がわからないと行動できない」と考えていたら、いつまでも何も成すことができません。
タロットにおいても、これは同じです。
正解がわからないと不安だとか言ってたら、永遠にタロット占いはできないので、正解を欲さないでください😊
その代わりに、「今の自分なりの正解」を築いてください。
あなたは、先生の許可など得ずとも、勝手に判断し、勝手に決定していいのです。
むしろ、してください。
そもそもそれができない人は、タロットに限らず、何も成すことはできないのです。
タロットリーディングのコツは「しょせん占いですから🤤」の精神を持つこと
僕は占いの本を読んで三日後には、すでにインターネット上で知らない人を占いまくっていました。
有料の占いを販売したりもしていました。
でもその時に「この読み方であってるかな?」って悩んだことは一度もありませんでした。
そういうのは発想に浮かんだこともなかったです。
なんでかっていうと、「しょせん占いですから🤤」の精神で向かっていたからです。
おそらく世の中の「この読み方で合ってるかな?」と悩むみなさんは、「人を占う以上は、ちゃんとした占いをしなきゃいけない」って思ってますよね。
その感覚捨てましょう。
どうせ誰もそんなこと求めていないので。
そしてその代わりに、過去の僕のようなスタンスで占いに向き合いましょう。
過去の僕は以下のようなスタンスで占いをしていました。
↓↓↓
・占いが当たってるかどうかなんか知らんよ😇
・しょせん占いなので、当たるも八卦当たらぬも八卦でしょ!
・しょせん占いなので、当然外れることもあるだろうさ。
・外れた時の責任なんか、当然オレはとらないよ?
・自分の人生の責任を背負うのは、当然、相談者自身でしょ?
・でもまぁ、占いって当たってる気がしておもしろかったりするよね!不思議だよね!
・だから占いがまったく無価値かと言われたら、そうじゃないんじゃないかなと思ってるよ!
・たまにカード神の引きが出たときとか、めっちゃわくわくするよね!
・というわけで、「占い不思議!面白い!」って体験をしたい人は、どうぞ依頼をお待ちしてます!!!!!
このスタンスについては、もちろんツイッターやブログなどでばんばん周知していました。
「それでもいい人だけが来てね」としていましたので、それでもいいというお客さんしか来ませんでした。
だから僕は、「自分の占いがちゃんと正しいやり方なのか?」「ちゃんと正しい読み方ができているのか?」なんて気にしたこともなかったんです。
というか、する必要がなかったです。
最初から「しょせん占いじゃん!」を徹底してたので笑
例えば、どうぶつ占いの本を買ったので、お友達を占ってあげたりするような場面で、本当に「この解釈で正しいのか?」なんてそこまで気にしないですよね。
それは、どこか半分「遊び」だと思っているからです。
だったら、タロットもそれと同じではないでしょうか。
だってこれ、しょせん占いですよ?
決して本気の何かではないのです。
半分は遊び。
半分はロマン。
でもたまに本当にロマンが起きる不思議な遊び。
それが占いじゃないですか。
そんな不確かで曖昧なものに
「確実性」を求めること自体が間違ってると思います。
例えば、もしあなたがロシアの首相で、あなたの発言一つでアメリカとの関係が、ひいては世界大戦すら起きるかもしれないみたいな場面であれば、判断が慎重になるのは当然です。
あるいは、もしあなたがデータアナリストで、ビッグデータから何か超大事な分析と判断を行わないといけないとかだったら慎重にもなるでしょう。
でも、あなたが今直面している問題は、
ただの「占いをどう読むか」程度のことです。
それってそんなに重要なことでしょうか?
それであなたの人生が何か大きく変わりますか?
相談者の人生が何か激変しますか?
…大抵の場合は
変わらないでしょう😇
僕はタロット占いのことを
「ほんとにスピリチュアルパワー的な何かが発動して不思議な体験ができたら嬉しい」という気持ち半分。
「でもしょせん占いなんて遊びの範疇だしそこまで硬く考えなくていいよね」というのが半分。
ロマンを信じたい自分と、冷静な自分。
その両方を、両立していました。
だから、自分の占いが「きちんと正しい読みができているのか?」なんて、考えたこともなかったです。
というわけで、今、自分のタロットリーディングに自信を持てない人は、ぜひともそういう感覚でタロット占いを捉え直してみてください。
すると気持ちが楽になりますよ。
すると、占いがもっと楽しくなりますよ🐻✨
気楽にいきましょう!
しょせん、占いですから🤤✨
以上、どこかの誰かの参考になれば幸いです😊✨
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