タロットカードの意味・大アルカナ

タロット1【魔術師】のキーワード、意味、解釈ポイント、リーディング例

魔術師の絵柄

ウェイト版

マルセイユ版(当時の名称は奇術師)

トートタロット

Hermitic Tarot(力の術師)

「魔術師」の近年主流の解釈

基本的なキーワード

ポジティブな意味

起源、可能性、機会、才能、チャンス、感覚、創造。

ネガティブな意味

混迷、無気力、スランプ、裏切り、空回り、バイオリズム低下、消極性。

恋愛での読み方

ポジティブな意味で読むなら

・自分を魅力的に魅せることができる
・魅了する
・会話上手
・楽しい恋
・電話や手紙などが良い
・思いや考えていることを伝えることができる
・話し合いはうまくいく

ネガティブな意味で読むなら

・うそつき
・浮気癖
・ナルシスト
・楽しいが軽薄
・きちんと話し合ったようで、何も変わっていない

仕事での読み方

ポジティブな意味で読むなら

・アイデアが閃く
・スキルや知識、経験や知恵を駆使する。
・新しいものを創造する。
・発明する。
・アイデア商品
・才能発揮。
・プレゼンなどがうける
・わかりやすくまとめることができる
・交渉はうまくいく
・商談が成立する
・営業に成功する
・説得できる。

ネガティブな意味で読むなら

・詐欺
・嘘をつく
・怪しいビジネスの勧誘
・虚偽広告
・経歴詐称
・悪徳商法
・一発屋で終わる
・数字のマジック
・恣意的な統計

人生全般の解釈例

ポジティブな意味で読むなら

・センスが良い
・論理的でわかりやすい
・伝わる
・若さに溢れる
・ひらめきが降りてくる
・活躍する
・皆から賛辞をうける

ネガティブな意味で読むなら

・かっこつけ
・見かけ倒し
・本物と比べて何かが欠けている

タロット魔術師、歴史上のレジェンドの解釈

黄金の夜明け団の解釈

・サブタイトル
力の術師

・対応
エレメント→風
天体→水星
ヘブライ文字→ベート

技術、叡智、応用、技、巧妙など、つねに格式次第である。
ときに隠秘学的叡智を示す。
by黄金の夜明け魔術全書

アーサーEウェイトの解釈

正位置
→手腕。外交。手際。巧妙。病い。苦痛。損失。災害。敵の罠。自信。意思。男性の質問者。

逆位置
→医者。賢者。精神病。不名誉。不安
byタロット図解

イーデングレイの解釈

正位置
→このカードからもたらされる好機を捉える事ができる彼は、おそらく新しい家の建築者であったり、発明や新しい形の芸術の創案者であったりする。さもなければ、彼は、創造的な家庭生活を営むであろう。このカードによって、私たちは、上方からの力を使って、それを形にすることができる。組織を作る力も意味する。

逆位置
→破滅的な目的のために力を使う事。愚かさ。企画は失敗する。計画の構成が悪い。
by自在タロット

魔術師のコラム

1:なぜ魔術師が「はじまり」「コミュニケーション能力」を示すと言われるのか?

このカードは黄金の夜明け団では、占星術上の「水星」に相当するカードとされていました。
水星は、「知性、知識、思考、コミュニケーション、技術、実務能力」などを意味する星です。
だから現代でもこのカードは、「実力発揮」とか「実務能力の高まり」なんて解釈されていることが多いわけです!
黄金の夜明け魔術全書ではこのカードを「技術」「叡智」「応用」「技」「巧妙」を意味すると解説していました。

ちなみに、初心者向けタロット解説書では「このカードは創造・始まり・起源などを意味する」としていることが多いのですが、この根拠は「数字が1番だから」というところからきているようです。
数秘術などの占いにおいて、1番は「オリジナリティ」「新しい分野の開拓者」「物事の起源や始まり」を意味する数字です。

実占においてこのカードが出たら、まず仕事運のときはわかりやすいですね!
知識やスキルを活かして大活躍するとか、
コミュニケーション能力が高まって商談をきちんとまとめることができるとか、
プレゼンなんかで堂々とアピールできるとか、
そういうイメージです!
悪い意味で読むなら「技術を悪用してペテンや詐欺を働く」なんて読み方もできるかも、、、

恋愛運のときは、、、
ちょっとキーワードが直接結びつかないものが多いので、想像を広げる必要があります!
「コミュニケーション能力」というところを無理やり繋げるのであれば、「自分をどうどうとアピールできるよ!」みたいに読めるかもしれません。
あるいは逆に「未来の相談者はすでにその恋に興味を失ってて仕事で大活躍してる」なんてリーディングもありえるかもしれません。
ケースバイケースで自由に想像してみましょー!

2:なぜ「魔術師」が創造を意味するカードなの?

黄金の夜明け団の魔術書では、このカードは「風」「地」のエレメンタルをどちらも内包するとされています。
風は「分離する力」であり、地は「結合する力」なので、基本的にはこの二つは相性が悪いのですが、魔術師においてはこれが両立されているそうです。

これはどういうことなのか。
僕なりに思うことを述べると、まずそもそも、このカードにおける「魔術師」とは、現代風に訳し直すなら「科学者」なのだと思います。

実は18世紀頃まで、科学と魔術は境目がとても曖昧でした。
万有引力を発見したアイザックニュートンは、現代では科学者として有名ですが、当時は錬金術師でもありました。
こういう事例は他にもいくらでもあります。
1800年くらいまでは、魔術師と科学者は、どちらも「この世界の法則を解明しようとする者」としてほぼ同等の存在だったのです。

では、科学者というのは、何をする人達でしょう。
彼らが行うことの一つは、「事象」を観察し、そのメカニズムを解析することです。
木から離れたりんごは、地面に落ちる。
なぜなのか。
大小のりんごが同時に落ちたときは、どちらのほうが先に地面につくのか。
そういうのを解明していく。
これはまさに「風」の力です。
ただの「りんごが落下する」という現象に対して、あらゆる角度で分析し、そのロジックを一つずつ分離していくわけですから。

しかし科学者の役割はそれだけではありません。
彼らは次に、そうやって解明されたロジックを応用し、この世界にはこれまで無かった何かを創造します。
基本的に、全ての発明は「既に解明された技術の組み合わせ」で生まれます。
木の棒という物体を解析し、「持ちやすい」という特性を見つけた。
とがった石という物体を解析し、「切断しやすい」という特性を見つけた。
この二つを組み合わせて、「木斧」という道具を作った。
これがもっとも原始的な発明です。
同じように、「フィラメントは電流を流すことで発光させることができる」という技術と、「ガラスは酸素を排除しやすく低圧状態を保ちやすい」という技術を組み合わせた結果、「電球」が生まれました。
電気通信という技術と、音声の電気信号化という技術を組み合わせた結果、「電話」が生まれました。
こんなふうに、すでにロジックが解明されている何かを組み合わせ、一つの新しい道具に変えてしまう姿は、まさに「地の力」「結合する力」だと言えるでしょう。

つまりまとめると、魔術師とは科学者であり、科学者とは「分離と結合」、両方の側面を持っている。
だからこのカードは、本来は相性が悪いはずの、風(分離する力)と、地(結合する力)を融合することができているのではないでしょうか。
そしてここらへんの要素から、このカードに「創造性」というキーワードが付与されているのだと考えられます。

3:数字は嘘をつく

魔術師は良い意味では「わかりやすい伝え方」を、悪い意味では「嘘」を意味すると言われます。

僕はこの話を聞くたびに「統計で嘘をつく方法」という本を思い出します。
実はこの世界には「嘘の統計データ」がたくさんあります。

その昔、「二重鍵」を販売している会社の多くが「近年、空き巣犯罪が●●%も増加しているから二重鍵をつけたほうがいい」という広告を放っていました。
しかし実際には、空き巣の90%近くは、窓を破って入ってくるので全く意味がなかったそうです。

2000年頃、「少年の凶悪犯罪が増加している」とよくニュースで騒がれていました。
しかし実際には、当時の凶悪犯罪は激減していました。
昔に比べて4分の1くらいまで減っていたのです。
強盗のみ増加していましたが、それは「強盗に分類される定義」が変わったからにすぎず、実数が増えたわけではありませんでした。

政府の支持率なども、新聞社によって大きく変わります。
ある時期、その時の政権の支持率を、ある新聞社は80%と報道しましたが、ある新聞社は20%と報道しました。

こんなふうに、世の中には「嘘の統計データ」がありふれています。
数字で伝えることは、すごくわかりやすい。
だからこそ、無限の嘘をつくこともできるのです。
私たちは数字を見る時、それが魔術師の正位置なのか、逆位置なのか、見極める必要があります。

嘘を見破る方法
1.誰がそれを言っているのか(統計の出所を疑え)
2.どういう方法でその結果が出されたのか(調査方法を疑え)
3.足りないデータは何か(隠されたデータに注意)
4.言っていることが違うのではないか(問題のすり替えに注意せよ)
5.意味のある内容なのか(どこかヘンではないか)

by統計で嘘をつく方法より

4:もっとも名前が変わり続けるカード

このカードは、時代によってころころと名前が変わり、そのイメージが定まらないカードの一つです。

マルセイユ版のころは「奇術師」という名前でした。
奇術師とは、ようするに手品師のことです。
卓越した技術・知識を駆使して、まるで魔法のように見えるパフォーマンスを行う者です。
だから現代でもこのカードは、「活躍」を意味するなどと言われることが多いわけです。

黄金の夜明け団では、「力の術師」に名前が変わりました。
僕もよく意味はわかりません笑
でもなんだか強そうですよね!

そしてみんなもよく知っているウェイト版タロットになったとき、ここで初めてこのカードは「魔術師」と呼ばれるようになりました。
それ以後すっかりそれが定着し、現代まで続いています。

その他のカード解説

タロット0「愚者」の意味
タロット1「魔術師」の意味
タロット2「女教皇」の意味
タロット3「女帝」の意味
タロット4「皇帝」の意味
タロット5「法王」の意味
タロット6「恋人たち」の意味
タロット7「戦車」の意味
タロット8「力」の意味
タロット9「隠者」の意味
タロット10「運命の輪」の意味
タロット11「正義」の意味
タロット12「吊るされた男」の意味
タロット13「死神」の意味
タロット14「節制」の意味
タロット15「悪魔」の意味
タロット16「塔」の意味
タロット17「星」の意味
タロット18「月」の意味
タロット19「太陽」の意味
タロット20「審判」の意味
タロット21「世界」の意味

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