「月」の基本的なキーワード
このカードは一般的には以下のような意味があるとされています。
不安、恐怖、予感、幻想、狂気、
月のキーワード解説
月の意味と、リーディング例(正位置の場合)
私たち人間は、昼間は「他者」に向けて言葉を放ちます。
だから「主語述語をはっきりしなければきちんと伝わらない」ということを理解しています。
だから、昼間の時間、学校や会社にいっている間は、どちらかといえば理性的で、明確な思考をしやすくなります。
しかし夜になると、我々は一人になります。
夜、ベッドに入ったとき、我々は誰かに向けてではなく、自分一人の中だけで、思考し、言葉をつむぎます。
だからとてもあいまいで、ぼんやりしていて、どこまでが空想でどこまでが現実かわからないような、そんなふわふわした思考をしていることが多いものです。
夜になると心細くなったり、寂しくなったり、病んだりしがちなのはそのためです。
18世紀オカルト界隈では、これらを指して「昼の意識」「夜の意識」と表現しました。
月のカードは、こういう「夜の意識」を示すカードだと言われています。
黄金の夜明け団では、このカードに「干満の支配者」というサブタイトルをつけました。
干満とは海の満ち引きのことです。
感情も高まったり引いたりを繰り返すものなので、そこらへんを象徴していると言われています。
黄金の夜明け団では、このカードは「魚座」に属するとしました。
魚座の特徴は以下の通り!
- ちょっと桁違いなレベルでの夢見がち。
- ロマンチックで、感受性が強く、詩情豊かであるため、芸術に関すること、とりわけ音楽関係のことには才能を発揮する。
- しかし普通の社会生活を送るうえでは、現実感覚が乏しいため、日常をうまく管理できない
- 前向きで機嫌が良い時もあれば、後ろ向きで投げやりな時もあり、感情起伏が激しい
このカードが出たとき、相談者は「魚座」のような自分が強く出るのかもしれません!
つまり、やたらと感情起伏が激しく、ちょっと不安なことがあるとものすごい不安に感じる!
それが桁違いなレベル!
恋愛について占っているなら、
「ラインが五分返ってこなかっただけで浮気されてるんじゃないかと心配したり」とか、
「彼氏が『こないだの服かわいかったね😉』と言っただけで、『じゃあ今日はかわいくないってこと?つまりもう別れたいってこと?お願い捨てないで😂なんでもします許して😂』みたいな気分になったり」とか
そういうのが考えられます笑
仕事について占っているなら、
「上司が昨日寝不足だったからちょっと不機嫌な顔してるだけで『きっと私がこないだ失敗したから怒ってるんだ!』『私クビになるんだ』『この歳で再就職なんてもう無理に決まってる』『人生終わった😂』と思い悩んだりとか、、、
そんな感じのイメージです笑
とにかく、妄想力豊かすぎて勝手に自滅してるような雰囲気のカードだと考えてください!
普段は冷静な人でも、特定の条件下ではメンヘラな自分が出ちゃうことはあるものです!
そういうのが出ちゃってるイメージですね!
その他、よくあるリーディング例を並べておきますね!
・不安になる
・恐怖に苦しむ
・誤った想像
・非現実的な考えにとらわれる。
・妄想を事実だと思い込む。
・ものごとを歪んだ形で解釈する。
・混乱する。
・取り乱す。
月の逆位置に関して
後日、追記します!
「月」のキーワードをもっと深く
全ての恐怖の正体は、ただの妄想にすぎない
多くの人は、「恐怖や不安を感じるような状況にあるから、恐怖や不安を感じるのだ」と思っていますが、実はそうではありません。
実は、全ての恐怖や不安は、状況ではなく、「想像」によって生まれています。
by「マンガで読破 幸福論」より
このように、人は本物の脅威に出会ったときは、恐怖心など考えることもありません。ただ行動するだけです。
つまり「行動もせず不安に打ちひしがれることができているとき」とは、ただ暇なだけなのです。
不安の96%は発生しない。
こんな研究結果もあります。
そう、実は不安のうち、「実際に起きる問題」はわずか4%にすぎません。
多くの不安は、「本当にそういうことが起きる可能性があるから怖くなる」のではなく、「ほぼ起きる可能性がないようなことを自分が勝手に想像しているから怖くなっているだけ」す。
それは例えるなら、自分で描いた絵に、自分で怯えているようなものであり、「時間の無駄」以外のなにものでもないと言えるでしょう。
論理的に検証すれば全ての不安は無意味
スルメロックさんという漫画家さんがいます。
その方がこんな漫画を描いていました。
心配をなくす機械 pic.twitter.com/5puRqkD73n
— スルメロック (@surumelock) 2018年9月5日
「私は心配しています😢」
「そんな小さなことで心配してどうするのです。たとえそれが現実に起こっても何の影響もありません。心配する必要なし😊」「私は心配しています😢」
「そんな大きなことを心配してどうするのです。たとえそれが現実に起こってもあなたにできることは何もありません。心配する必要なし😊」「私は心配しています😢」
「そんな普通のことを心配してどうするのです。たとえそれが現実に起こってもどうにかなります。心配する必要なし😊」
これも面白い視点ですね。
そう、論理的に検証した場合、
小さな不安は、起きたとしても対処できるから問題ない。
大きな不安は、起きたらどうにもならないのだから考えても仕方ない。
だったら全ての不安は、考えても仕方がないことがわかります。
やる前の不安はほぼ起きないが、実際にやってからは想像もしていなかったような困難にたくさん出会う
これは実際に一歩を踏み出してみればわかりますが、なにごとも「やる前に浮かぶ不安」はほぼ発生しません。
そして、そのかわりに出会うのが、「やる前は想像もしていなかったような困難」です。
例えば恋愛において、「告白するかしないか」で迷う人はとても多いです。
彼らは実際に行動する前から、「告白して気まずくなったらどうしよう」とか「嫌われたらどうしよう」とか、いろんな可能性に頭を巡らせます。
しかし意を決して「告白しよう」と決めたら、そこで初めて
「あれ、そもそもどうやってその流れにもっていこう😳いつもアホな話ばっかりしてるから、告白できそうな流れが見つからないぞ!」
「うあ!彼に会える日を聞いたらぜんぜん予定が合わない!どうしよう!」
と気付いたりすることがありますよね。笑
こうやって新たに見つかった課題をなんとか乗り越えて、やっとの思いで「告白する」というところまで進んだら、
たいていは
・あっさりオッケーがもらえたり、
・あるいはふられたとしても「これからも友人としては仲良くしていきたいから嫌いにならないでほしい」と言ってもらえたり
・あるいはちょっと気まずくなったとしても3ヶ月後には仲直りできたり
と進むことが多いです。
こんなふうに、やる前の不安は、たいてい起きないんです。
そしてやる前には想像もしていなかったような困難のほうが、はるかにファクターは大きいのです。
同じようなことは、恋愛以外でもなんでも同じです。
多くの人は、「会社員をやめたい」と思っても、「起業なんてして失敗したらどうしよう」と不安になるため、なかなか一歩を踏み出せません。
しかし実際にやってみるとわかりますが、起業したってそこまで大きな失敗をすることはありえません。
そもそも起業というのは「リスク管理」が重要なので、大失敗はしないように、でもまったく挑戦しないほどノロマにはならないように、今の自分の持っているリソースを小分けにして、小さくベットしていくのが基本です。
こういう基本をしっかり守って起業していけば、心配するほどの大失敗なんて、起こりようがありません。
つまりこの人達は、そういう基本を調べる努力もせずに、現実を何一つ見ていないうちから勝手に、「失敗したらどうしよう」と怯えて、行動できずにいるだけということになります。
こういったところから、「人生は見切り発車でうまくいく」という本の中では、「やるかやらないかであーだこーだと悩むくらいなら、さっさと実際にやってみてその結果を検証し、改善することに頭を使おう」と提案しています。
恐怖心を無くすにはどうすればいいか?
恐怖心を無くす、簡単な方法はなんだか知っていますか?
それは、実際に行動することです。
彼の気持ちがわからなくて不安なら、さっさと本人に聞く。
夢に向かって進みたいけど失敗することが不安なら、さっさと進む。
人間は、実際に行動すれば「現実」に出会うことができます。
少なくとも「想像」に向き合っている時間はなくなります。
だから、怖くなくなります。
多くの人は、「怖いから行動できない」と考えていますが、これは逆です。
彼らは、「行動しないから、いつまでも怖いままから抜け出せないだけ」です。
怖さを無くす最良の方法こそが、行動です。
恐怖心をなくす最良の方法は行動です。
行動は恐怖を治療し、自信を植えつけてくれます。
byジョセフ・マーフィー
一歩を踏み出すことが怖く感じるのは幻影
人間は怖いものを見るとついつい目を背けたくなりがちですが、そうやって目を背けていると、自分の心の中で恐怖心が増大していくので、現実のリスクが10しかないようなものでも、まるで1000のリスクがあるかのように感じてしまうことがあります。
一歩を踏み出すことが恐ろしく感じる原因は、これです。
それは、実体のある脅威ではないのです。
それは、自分の心が作り上げた幻影なのです。
実体を見ましょう。
勇気を出して、目を背けるのをやめ、実際に行動してみましょう。
そうすれば、「なんだ、幽霊だと思っていたのはただの枯れ尾花だった」と気付きます。
怖くていい、一歩を踏み出してみればいい
人によっては、「勇気がないこと」を行動できない言い訳、口実にしている人もいます。
こういう人は、怖いままでいいので、さっさと動き出してみるといいです☺️
一歩を踏み出す勇気はどうすれば手に入るか?
それは「そもそもそこに勇気などいらない」と理解することだ。あなたは「勇気が無いからふみだせない」と思い込んでいるだけだ。人は勇気なんかなくても踏み出せるし、踏み出す方法なんてそれしかないのだ。怖いままでいい。踏み出してみればばいい😉 pic.twitter.com/Q2mSyq5N43— 中川龍@タロット占い😈✨ (@dshocker) 2018年10月4日
実際、今すでに「一歩を踏み出した人達」だって、最初から全ての不安がなかったわけではありません。
彼らだって、最初は怖かった。
誰もが最初はそういうところから始まった。
それでも彼らは、行動した。
だから、今がある。
それだけなんです。
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